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グーグルが消える日 Life after Google
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | SBクリエイティブ |
発売年月日 | 2019/05/20 |
JAN | 9784797399035 |
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商品レビュー
3
24件のお客様レビュー
タイトルにぞっとして読んでみたが、内容が難しい。なぜGoogleが消えるのかいまいちタイトルの理解ができなかった。
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我々はインターネットについて「今後どうなるのか?」「どうなりたいのか?」をもっと真剣に議論すべきだ。 現実的にGoogleが消えるとは思えない。 しかし想像もつかないことが起こるのが世の常だと思う。 「絶対」はあり得ないと考えると、いつかGoogleが消える日が来るのかもしれない...
我々はインターネットについて「今後どうなるのか?」「どうなりたいのか?」をもっと真剣に議論すべきだ。 現実的にGoogleが消えるとは思えない。 しかし想像もつかないことが起こるのが世の常だと思う。 「絶対」はあり得ないと考えると、いつかGoogleが消える日が来るのかもしれない。 もしそれが起こるとすれば何がきっかけだろうかと示したのが、本書の主旨である。 確かに今のインターネットは色々な矛盾を孕んでいる。 ホストコンピューターで一元集約するのではなく、分散されていることが利点ではなかったか? 元々は、米ペンタゴンが破壊された場合でも、ネットワークが壊れないような仕組みを構築することが発想の原点だったはずだ。 インターネットは中央を持たないで、分散されてフラットであることに意味があった。 それなのに、現在の状況はどうだろうか。 世界はGAFAに握られ、完全に中央集権化しているではないか。 そもそもそれが間違いではないか、ということなのだ。 著者はさらにGoogleのビジネスモデルの脆弱性を突く。 Googleのビジネスは、ほとんどが広告収入だ。 広告によって稼いだ莫大な富を投資に回し、様々な無料サービスを展開している。 その無料サービスは、「インターネットユーザを1人でも多く増やす」という1点の目的に集中している。 インターネットに接続し、Googleのサービスを使うユーザを増やすための勝利の方程式なのだ。 Googleは莫大な富を利用して、AIの開発にも力を入れている。 AIはビックデータを基にして様々な解析を行うことで、益々賢くなっていく。 ビックデータを保有するGoogleは当然にこの分野でも有利な立場で、AI開発において一歩も二歩も抜きん出ている。 AIは大きなことを方向付けるというよりも、株式市場のような「下がったら買い・上がったら売り」を繰り返す細かな作業を高速に行うことの方が向いている。 当然にこれら作業は人力では到底できるはずがなく、機械が細々とすごい勢いで作業している点が特徴なのである。 1トランザクションでわずか0.01円以下の利益かもしれないが、それが何億何兆回も繰り返されることで、大きな収益に積み上がっていくのだ。 これらは当然にGoogleの検索表示の仕組みも同じであり、AIとはとても親和性が高い。 著者は逆にその親和性こそに警笛を鳴らす。 ユーザにとって広告は決して必要なものではない。 自らが検索した言葉に対し、無理矢理ユーザに対し広告主が情報を押し付ける。 これは当然にAIを使えば「効率的に広告を排除する」ということも叶う訳だ。 これこそがGoogleの脆弱性と著者は示している。 自ら開発するAIは、広告ビジネスにとっては脅威である。 だからGoogleは課金ビジネスに舵を切りつつあるが、それも難しいだろうと言う事だ。 Youtubeプレミアム、Google Workspaceなど展開しているが、今までの広告ビジネス並みに稼ぐことができるのか。そこは全くの未知数である。 さらに著者は、ブロックチェーンの誕生こそがインターネット思想の原点回帰であり、中央集権を脱する一手とも説いている。 確かにこれも一つの解決策なのもしれない。 ブロックチェーンは分散化することで全体の仕組みを維持し、参加者の承認を得ることで公平性を担保する。 今の世界は自由なようでいて、実際には情報はGAFAにすべて握られている。 その状態で果たしてよいのか、ということだ。 ブロックチェーンの誕生も、中央に依存しない形の一つの回答だと思う。 Googleが消えるかどうかは実際のところは分からない。 一つの国家よりも大きくなった各企業が、今後はメタバース世界などを牛耳っていくことでさらに肥大化し、国家という概念すらも書き換えていく。 そんな世界で我々はどうやって生きていくのか。 思考停止に陥ることなく「Googleがもし消えるなら?」と考え続けることが大事なのだと思う。 (2022/4/9)
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著書について、経済学者にもかかわらず、コンピュータ屋の言いまわしで、読みやすく、親近感がもてた。 AIシステムが巨大化するにあたって限界が生じること。 セキュリティシステムの構築にて、E/Cの限界がくることなどを指摘している。 ただ、著者が指摘しているとおり、それは、Googl...
著書について、経済学者にもかかわらず、コンピュータ屋の言いまわしで、読みやすく、親近感がもてた。 AIシステムが巨大化するにあたって限界が生じること。 セキュリティシステムの構築にて、E/Cの限界がくることなどを指摘している。 ただ、著者が指摘しているとおり、それは、GoogleであってAmazonではないことものべられている。
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