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沈黙する教室 1956年東ドイツ―自由のために国境を越えた高校生
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | アルファベータブックス |
発売年月日 | 2019/04/25 |
JAN | 9784865980646 |
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沈黙する教室
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映画化もされている。(『僕たちは希望という名の列車に乗った』(2018)まだ観ていないけど汗)彼らの行動が問題になるまでの前日譚が長くて集中力が続かん自分には取っ付きにくかった。その中にあちらの戦後史も含まれていたから単純に予習も必要だったのかも笑 あとは実話とはいえ、軽い人物紹...
映画化もされている。(『僕たちは希望という名の列車に乗った』(2018)まだ観ていないけど汗)彼らの行動が問題になるまでの前日譚が長くて集中力が続かん自分には取っ付きにくかった。その中にあちらの戦後史も含まれていたから単純に予習も必要だったのかも笑 あとは実話とはいえ、軽い人物紹介を巻頭にでもまとめておいてほしかった… (今の感覚だけど)黙祷ひとつで国民教育省大臣を教室に召喚するとか普通にやり過ぎ。しかも親の職業や立場にまで偏見をぶっ込むあたり本当にトップの人間かと疑いたくなる。(個人情報まで利用しようと企むところも) あと歴史に明るくなくても大臣に限らず名前の前に「同志」を付ける等あちこちソビエトに感化されているのが感じ取れる…東西の内情など知りもしなかったから色々衝撃。 生徒達の大半は生活に困窮していないけど我々から見て、何か得体の知れないものを内に秘めているように見えた。明記はされていなかったけど日頃から無意識に西側を求めていたのか。 「自由に、望むように生きなさい。ただし人間でいなさい」 全員退学処分になったのには仰天したし家族の動揺を想像すると暴挙としか思えなかったけど、それが自由へと一直線に結びついてくれたのが一番の救い。(それに東西の壁ができる前の話だからかすんなり逃亡出来ている) 形式は回想録だけど、記事や政府側の報告書もまじえているから何というか、サラサラとは読みにくい。著者が当事者だからかどうしても淡々と終わってしまうのか? ここまでくどくど書いたけど、大事な青春時代の節目に故郷を捨てて新しい土地で再スタートを切った者や結局離れなかった生徒の行く末が心配だった。壁が出来ていたらもっと面倒なことになっていたのかな。 大まかな流れが分かった反面、脳内で映像化できなかった分があるけどそこは映画で補えば良いか。
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“私たちがやったことに、どんな意味があったのだろう? 沈黙した――それだけだ。もし現在のシュトルコーや、ドイツのどこか他の場所にある高校で沈黙を行っても、それは生徒たちの個人的な経験となるだけだろう。語る価値はない。だが独裁制の下では違う。じっと黙り込んでいる間、独裁者たちは注意...
“私たちがやったことに、どんな意味があったのだろう? 沈黙した――それだけだ。もし現在のシュトルコーや、ドイツのどこか他の場所にある高校で沈黙を行っても、それは生徒たちの個人的な経験となるだけだろう。語る価値はない。だが独裁制の下では違う。じっと黙り込んでいる間、独裁者たちは注意深く耳を澄ましている。沈黙という言葉の意味を理解するまで。”(p.103)
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1956年。ベルリンは東西に分かれて統治されていたが、そこにまだ壁はなかったが、紛れもなく冷戦時代に入っていた時代の実話。 10月、ハンガリーでソ連統治に反抗する国民が蜂起した。ソ連は軍隊を投入し、鎮圧した。このことは東ドイツでは報道されなかったが、東側に向けた西ドイツのラジオ放...
1956年。ベルリンは東西に分かれて統治されていたが、そこにまだ壁はなかったが、紛れもなく冷戦時代に入っていた時代の実話。 10月、ハンガリーでソ連統治に反抗する国民が蜂起した。ソ連は軍隊を投入し、鎮圧した。このことは東ドイツでは報道されなかったが、東側に向けた西ドイツのラジオ放送では(ある意味プロパガンダではあったが)そのことも放送されていた。 当時の東ドイツでは、壁こそなかったが、その放送を聞くことさえ反革命的行為であり、罪だった。しかし、東ベルリンに近い小さな街に住む高校生たちは、その放送を聞いて西側の世界を知ろうとしていた。 そして、ラジオ放送がハンガリー動乱で有名なハンガリーのサッカー選手が亡くなった(誤報だった)と聞いた時、クラス全員で授業を5分間だけボイコットし、黙祷を捧げた。 それは高校生の罪のない、ある意味若気の至りとも言える行動だった。 しかし、この出来事が中央に報告されると、どんどんエスカレートし、ついには教育省の大臣が直接来て、反革命的行為をした生徒を詰問し、黙祷の首謀者を明かさなければ全員退学とすると宣言した。 行き場をなくした生徒たちは、クラス全員で西側へ逃亡することを決意する。大切な親や兄弟、恋人を残して、、、。
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