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情報環世界 身体とAIの間であそぶガイドブック
定価 ¥1,980
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | NTT出版 |
発売年月日 | 2019/04/28 |
JAN | 9784757103870 |
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情報環世界
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情報環世界
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商品レビュー
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・まえがきによると問題意識は「「人間が自然環境を制御する」「人間が情報環境を制御する」といった考え方で世界を捉えることがうまく機能しなくなっている…中略・・・人間と自然と情報が交差する世界の中で、私たち自身を、そして私たちと自然や情報との関係をどのように捉えるべきか、新しい視点が...
・まえがきによると問題意識は「「人間が自然環境を制御する」「人間が情報環境を制御する」といった考え方で世界を捉えることがうまく機能しなくなっている…中略・・・人間と自然と情報が交差する世界の中で、私たち自身を、そして私たちと自然や情報との関係をどのように捉えるべきか、新しい視点が求められます」。 ・ユクスキュルの「環世界(すべての生き物は固有の感覚機能に基づいて独自の世界の知覚の仕方をしている)」という概念にインスパイアされて、人間の認知について今思っていることをそれぞれの専門家が語っている本。ユクスキュルの「環世界」のことがわかる本ではない。 ・この本で言われている「環世界」とは、人間のコンフォートゾーンとしての認知世界のことでしょうかね。人間の認知の枠組みについて、「身体」「情報」「わかる」「関係」といったキーワードを手掛かりに理解を進めていきます。哲学、脳科学、言語学、アート、情報学など人間の認知をめぐるあらゆる領域にタッチし続けます。深掘りではなく、タッチという感じ。 ・お互いの環世界同士を受容しあうための対話が大事ではないかということを対話的な編集でまとめていて、なので巻末にはお互いの環世界をわかりあうための対話のワークショップ手法がいくつも紹介されている。
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「環世界」という概念は、人間同士、人間と機械など、あらゆる関係性の在り方を考える基本になると感じた。美学者、デザインエンジニア、情報学者・研究者、編集者の考察や思考の広がりだけでも楽しめるし、それらをまとめ上げていった渡邊さんの論考も見事でした。
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人間・自然・情報の関係性を捉え直すための本。 その糸口となっているのが「環世界」という概念だ。それが、この本の元となった、著者たちのクローズドなディスカッションの場「情報環世界研究会」の根底にある、人間を捉える視点となっている。 コロナ禍は、人々に、自分が「閉じた環世界」にいる...
人間・自然・情報の関係性を捉え直すための本。 その糸口となっているのが「環世界」という概念だ。それが、この本の元となった、著者たちのクローズドなディスカッションの場「情報環世界研究会」の根底にある、人間を捉える視点となっている。 コロナ禍は、人々に、自分が「閉じた環世界」にいることを、強制的に意識させている。だからこそ、自分の環世界で通用してきた感覚・運動器官が、今までと同じようには使えない。 このような状況から抜け出し、環世界を構築し直すためには、“自分でないもの”の存在が不可欠だ。他者を感じ・他者に関わり・他者と創ることで、自分が新たな「開いた環世界」の住人になるのだ。 自分に非ざるものと、共に生きる社会をつくるために、「環世界」は必要な考え方だ、と私は思う。
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