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もののふの国
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2019/05/08 |
| JAN | 9784120051906 |
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もののふの国
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商品レビュー
3.3
35件のお客様レビュー
螺旋プロジェクトの一冊で、源平から幕末まで、武士という存在を大きな流れで描いた歴史小説です。 読んでいてまず感じたのは、“戦うことに取り憑かれた人間たちの歴史”を延々と見せられているようでした。 時代ごとに主人公は変わるのに、不思議と同じ熱や執念が受け継がれていて、「武士」という...
螺旋プロジェクトの一冊で、源平から幕末まで、武士という存在を大きな流れで描いた歴史小説です。 読んでいてまず感じたのは、“戦うことに取り憑かれた人間たちの歴史”を延々と見せられているようでした。 時代ごとに主人公は変わるのに、不思議と同じ熱や執念が受け継がれていて、「武士」という生き方そのものが一つの呪いみたいにも見えてきます。 合戦や権力争いも迫力がありますが、それ以上に印象に残るのは、誇りを守ろうとして結局時代に飲み込まれていく人たちの姿でした。 誰もが理想を抱いているのに、最後にはどこか報われきらない哀しさがじわじわ残ります。 扱う時代や人物がかなり多いため、一人ひとりを深く掘り下げるというより、“歴史の流れ”を読む感覚が強く、少し駆け足に感じる部分もあるかもしれません。 それでも、武士という存在の格好良さと危うさがしっかり詰まっていて、読み終えたあとに“もののふ”という言葉の重さが残る骨太な一冊でした。
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つい先日鹿児島旅行し西郷隆盛が最後の何日かを過ごした城山にある城山ホテルに宿泊してきたところなので西郷隆盛のところは興味深く読んだ。日本の歴史について改めてもっと深く学んでみたいと思った。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
螺旋プロジェクト4冊め読了。 中世・近世編。 武士の始まり、平将門が興した戦から 士族の終わり、西郷隆盛による西南戦争まで。 900年の歴史が疾風怒濤の勢いで描かれる。 武士(もののふ)たちは、 家のため一族のため、 はたまた自らの野心のため、あるいは国の安寧という大義のため、 とにかく長きにわたって戦をし続けている。 時には海の一族が覇権を握り、 翻って山の一族が制覇し、 ぐるぐる巡って取って変わる。 まさに螺旋プロジェクトの核心の時代。 様々な時代の様々な人物、そして様々な戦と情念を絡みとって進んでいくストーリーは、まさに螺旋構造を思わせる。 こうやって900年を大局的に捉えるからこそ見えてくる視点があるんだなあ、と感慨深い。 もののふは憐れ。 背負うものが大きく、とてもはかない。 次の時代の螺旋プロジェクト作品を読むのが楽しみ。
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