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ウィトゲンシュタイン 論理哲学論考 角川選書 シリーズ世界の思想1003
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2019/04/01 |
JAN | 9784047036314 |
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ウィトゲンシュタイン 論理哲学論考
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ウィトゲンシュタイン 論理哲学論考
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4.7
6件のお客様レビュー
私は以前、『論理哲学論考』を読んだことがあるが、一切理解できなくなった。 『現代哲学(二十世紀哲学)を代表する哲学書ベストスリーのうちの一書』、『言語論的転回の始まりを告げる哲学書』というようなことだけは知っていたので、いつかきちんと向き合いたいと思っていた。本書に書かれたことが...
私は以前、『論理哲学論考』を読んだことがあるが、一切理解できなくなった。 『現代哲学(二十世紀哲学)を代表する哲学書ベストスリーのうちの一書』、『言語論的転回の始まりを告げる哲学書』というようなことだけは知っていたので、いつかきちんと向き合いたいと思っていた。本書に書かれたことが『論考』の全てではないし、本書を理解したからといって『論考』を読んだことにはならないが、それでも本書を読むことは有意義だったと思う。著者の解説はとても分かりやすく、著者の宣言どおり、哲学史的な知識は一切不要である。 『論考』が書かれた理由を、著者は次のように書く。 『哲学の問題すべてを解決することである。ただし、解決といってもそれは、問題ひとつひとつに具体的に解答を与えていく、という仕方でなされるわけではない。そうではなく、彼は、哲学の問題のほとんどが擬似問題であることを一挙に証し立てようとするのである。』 旧来の哲学、形而上学について、ウィトゲンシュタインはこう考えた。 『これらの問題はすべて人々の言語使用の混乱から生じたものにほかならない。』 有名な結語である『語りえないことについては、沈黙しなければならない。』の、語りえないこととは、言語の限界を超えた試みのことである。 本論に入る前に、『論考』のおおまかな流れが説明され、理解の助けになる。 ウィトゲンシュタインの論に組み込まれている形而上学的概念(といってもよいと思う)として「論理空間」と「人工言語(名と要素命題)」がある。これをどう考えるかが『論考』の理解のキーであり、同時に、『論考』への批判の糸口であるように思う。 『私の言語の限界が、私の世界の限界を意味する。』
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原著を読んでいたけどちんぷんかんぷんで、この本の解説を見てなんとか理解できる部分があった。 全部は読めていないし理解しきれていないけれど、 最初の部分に書かれている、物はそのものとして存在せず、事態のなかから切り出されているということは理解できた。 人が言葉を定義して輪郭を決めて...
原著を読んでいたけどちんぷんかんぷんで、この本の解説を見てなんとか理解できる部分があった。 全部は読めていないし理解しきれていないけれど、 最初の部分に書かれている、物はそのものとして存在せず、事態のなかから切り出されているということは理解できた。 人が言葉を定義して輪郭を決めて認識しているが、それも含めて事態の部分にすぎず、その物だけを切り取ってとあんまり意味のないことなのだと思った。 そういう意味では世界は繋がっていて、その中の一部分として自分が存在している感覚を持てたような気がした。
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古田さんの本は相変わらず読みやすく、わかりやすい。 こちらの本を読むことで、自分が論理哲学論考に対してより理解を深められたように感じたし、何より論理哲学論考そのものを読んでみたいという気持ちになった。
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