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グレン・グールド 河出文庫
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グレン・グールド 河出文庫

吉田秀和(著者)

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グレン・グールド 河出文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2019/05/07
JAN 9784309416830

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商品レビュー

2.5

4件のお客様レビュー

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2020/04/25

2020/04/17 読み終わった。 唯一無二のピアニスト、グレン・グールドのことを、吉田秀和さんがいかに好きかを大体同じ切り口で何回も伝えてくれる本。エッセイ集みたいな感じ。収録されている一番古い文章は1967年に、一番新しい文章は1995年に書かれた。 グールドが死んだのは1...

2020/04/17 読み終わった。 唯一無二のピアニスト、グレン・グールドのことを、吉田秀和さんがいかに好きかを大体同じ切り口で何回も伝えてくれる本。エッセイ集みたいな感じ。収録されている一番古い文章は1967年に、一番新しい文章は1995年に書かれた。 グールドが死んだのは1982年なので、生きている間と死んでからの文章に分けられるんだけど、死んでからの文章の方が面白い。死後にもこんなにファンがいて、著作が増えて、論じられているという事実だけでも、グールドの魅力が分かる。 ちなみに、グールドが生きている間に書かれたものはだいたい「生で聴いたことがない悔しい」なので、4回目くらいで「分かったよ!」て突っ込んじゃう。

Posted by ブクログ

2020/02/09

吉田秀和のグールドにたいしての愛情が伝わってくる批評集だった。賛美だけじゃなく、批判も書いていくのが好きなスタイルだったし、批判も気持ちよく読めた。また時々、美しいけど、突っ込みを入れたくなる、装飾された文章が出てくるあたりも好きだ!

Posted by ブクログ

2019/11/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あちこちに出したエッセーをまとめたもの。 グールドといってもゴルドベルグ変奏曲ぐらいしか知らず、その人となりを知りたいと思って手をのばすと本書はちょっとつらい。 内容的にはグールドの演奏に関する批評で、それもピアノの技法的なことが専門用語を使いながら語られる。グールドが音楽会に与えた衝撃や、貴重な公演を聴くチャンスを著者が逃したことなど、門外漢にも分かる話題はあるものの、ピアノ演奏についてある程度の素地がないと半分も理解できない。

Posted by ブクログ