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オードリーとオールナイトニッポン 最高にトゥースな武道館編 扶桑社MOOK
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 扶桑社 |
発売年月日 | 2019/04/01 |
JAN | 9784594614096 |
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オードリーとオールナイトニッポン 最高にトゥースな武道館編
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オードリーとオールナイトニッポン 最高にトゥースな武道館編
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商品レビュー
4.7
3件のお客様レビュー
巻末の若林書き下ろしのエッセイ「武道館」が非常によくて目頭が熱くなり、なんでも真剣に取り組むからこそ面白いのだろうななど思った。
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オードリーとオールナイトニッポン 【最高にトゥ―スな武道館編】 オードリーのオールナイトニッポン@武道館に関して、写真や出演者のインタビューを交えてその様子を伝えられている本。 何より痺れたのが、若林さんのエッセイ『武道館』だ。 生きているとまれに、言葉で切り取りたくない日と...
オードリーとオールナイトニッポン 【最高にトゥ―スな武道館編】 オードリーのオールナイトニッポン@武道館に関して、写真や出演者のインタビューを交えてその様子を伝えられている本。 何より痺れたのが、若林さんのエッセイ『武道館』だ。 生きているとまれに、言葉で切り取りたくない日というのがある。 情景や感覚を言葉で切り取ると、そこに必ず差異が生まれる。 事実より劇的になり過ぎてしまったり、事実より陳腐になってしまったり。 「書くとは刺し違えること」と言ったのは、僕が尊敬する藤沢周先生だが、ぼくも差し違えるつもりであの日を書こうと思う。2万2千分の1の、3月2日の話。 冒頭から引き込まれる、強烈な書き出し。 そこから、前日はやはり眠らなかったこと。そして、眠れなくても後々ラジオで話した方が、ぐっすり眠れたというよりおもしろくなるので、キン肉マンを読んだこと。自分の日常や一挙手一投足をラジオで話すことを見据えて、生きていく。 若林さんは典型的ラジオ人間だ。 一挙手一投足に留まらず、その一挙手一投足までの心情の変化などにも注目する。旅行に行った話をする時も、その旅行に行くまでの心の変化や胸のどきどき、ためらい、葛藤が一番面白かったりする。行動ベースではなく、もっと内面にも突っ込んで話を考えていく、考えながら生きていく。若林さんがよくラジオで話している藤井青銅さんの「青銅イズム」だ。 若林さんは、このエッセイの最後で、オードリーのオールナイトニッポンに救われたと言われると変な感じがすると話している。なぜなら、若林さんもまた、オードリーのオールナイトニッポンに救われているからだと話す。テレビでスベッても、ここにくれば笑い話にできる。安全基地のような存在がオードリーのオールナイトニッポンなのだと言う。 前の文章で、ラジオ人間と言ったが、ラジオ人間は幸せだ。いや、幸せではないかもしれないが、不幸ではない。なぜなら、人は、どんな困難や絶望も、自分の状況を客観視し、あとあと話している自分の姿を思い浮かべることで、乗り越えられるからだ。これは、ナチスドイツ下で、収容所生活で生き延びたヴィクトール・フランクルが『夜と霧』で書いているのだから、間違いない。 僕も、オードリーのオールナイトニッポンに毎週救われている。そして、これからも救われることになるだろう。
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こんなに泣ける本ない。オードリーにのっての栄冠はラジオだったんだなと思わせてくれる、若林のエッセイだけでも一読の価値あり。
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