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普通の人々
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普通の人々

谷川俊太郎(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 スイッチ・パブリッシング
発売年月日 2019/04/01
JAN 9784884184674

普通の人々

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商品レビュー

3.2

7件のお客様レビュー

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2024/12/01

文章にするよりも詩にする方が自分の思考の広がりにあってる。孤独について、人はそれは前提でしょう。という答えが好き。

Posted by ブクログ

2024/11/27

 小説は物語を描くけど、詩は場面のみを描く~といった話を、谷川俊太郎さんがあとがきで語っている。  本作も、情景描写がたくさん出てきて、シーンのその後を想像するのも、面白い。  ○○は××にしかずと俊彦は考えている・・・、とか、  早く□□したいと安田は言っている・・・、とか...

 小説は物語を描くけど、詩は場面のみを描く~といった話を、谷川俊太郎さんがあとがきで語っている。  本作も、情景描写がたくさん出てきて、シーンのその後を想像するのも、面白い。  ○○は××にしかずと俊彦は考えている・・・、とか、  早く□□したいと安田は言っている・・・、とか。  谷川さんは、一人カフェで座って人間観察をしてモーソーするんだそうだ。 曰く、勝手に名前をつけ、その人たちの生活の断片を想像してみたりする、と書かれている。  この遊び、若い頃はよくしたなあと、ここを読んで思い出した。 放課後、駅前に行って友達と街ゆく人をお題に勝手に想像大喜利のようなものをするのだ。  あの頃は、いかに笑えるか、だけが基準で、拙い遊びだったけれど、大人になった今は、ちょっとは生活の部分も語れそうではある。  それは、読書や人生経験を通して多少想像できることも増えていったのだと思う。 普通の人々に溶け込んだってことなのかなあ。  谷川俊太郎さんのご逝去につきまして、心よりご冥福をお祈り申し上げます。

Posted by ブクログ

2019/12/18

ピープル・ウォッチング。通り過ぎていくのは私の知らない人たちだが、その一人一人に同じ人間、もしくは生きものとしての親近感を感じて、私は勝手に名前をつけ、その人たちの生活の断片を想像してみたりする。 自分は詩を読むのは下手だと思っているのですが、短い言葉で大きな時間・空間をイメー...

ピープル・ウォッチング。通り過ぎていくのは私の知らない人たちだが、その一人一人に同じ人間、もしくは生きものとしての親近感を感じて、私は勝手に名前をつけ、その人たちの生活の断片を想像してみたりする。 自分は詩を読むのは下手だと思っているのですが、短い言葉で大きな時間・空間をイメージさせていると思いました。

Posted by ブクログ

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