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名古屋の喫茶店 完全版
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | リベラル社/星雲社 |
| 発売年月日 | 2019/04/01 |
| JAN | 9784434259739 |
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名古屋の喫茶店 完全版
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商品レビュー
3.5
4件のお客様レビュー
名古屋ネタ専門のライター、大竹敏之さんによる名古屋の喫茶店紹介。 「完全版」と銘打たれているのは、『名古屋の喫茶店』と『続・名古屋の喫茶店』を合本したからだそうだ。 まず、「喫茶店」。 カフェではなく、「喫茶店」。 東京や京都のこの手の本なら、文豪の通ったなどの伝統のある店や、...
名古屋ネタ専門のライター、大竹敏之さんによる名古屋の喫茶店紹介。 「完全版」と銘打たれているのは、『名古屋の喫茶店』と『続・名古屋の喫茶店』を合本したからだそうだ。 まず、「喫茶店」。 カフェではなく、「喫茶店」。 東京や京都のこの手の本なら、文豪の通ったなどの伝統のある店や、オシャレな店などが並ぶのだろう。 だが、本書のエリアは「名古屋」。 喫茶王国でありながら、泥臭く、「お値打ち」が尊ばれる独自の価値観がある土地柄。 ということで、一宮をはじめ近郊まで含め、80店以上の喫茶店が取り上げられていく。 写真を中心にした本で、だいたいどの店についても、外観、店内、フードやドリンク、オーナーの写真が掲載され、それぞれの店の様子が伝わってくる。 ページには各店の情報もまとめられている。 住所やブレンド1杯の価格、席数、駐車場の有無、営業時間、モーニング提供時間などが書いてあるだけではない。 名古屋名物コーヒーにつく無料おつまみの種類、入れている新聞と雑誌名、コーヒーチケットの枚数と価格まで入っている! 2019年刊とのことで、ブレンドが多くの店で380円だったりするところに、たった6年の間の変化を感じる。 店の紹介だけでなく、ご当地の文化や歴史も深堀される。 例えば、名古屋になぜ喫茶店が多いのかといった歴史や、モーニング文化が生まれた背景にパンを作る工場が昔から名古屋に多かったことなどだ。 名古屋にはパスコ、フジパンがあり、食パンの生産高は日本一だそうなのに、家庭での購入金額は全国の中でそれほど高くないという話も面白い。 もはや誰もが知る全国区のチェーンになってしまったコメダ。 が、この本で「オールドコメダ」なるものを知った。 全国展開し、同じスタイルで店づくりを始めたのはそんなに古いことではなく、それ以前にできた店舗は、かなり様々なスタイルなのだそうだ。 そんなディープな話も面白い。 写真が美しく、見返しに入っている各店のロゴなど、デザイン的にも素敵な本だ。 ただ、一つだけ言うと、紙面のデザインが凝りすぎて文が詠みにくいところがあるのが残念。 名古屋は私も学生時代を過ごした街。 西原珈琲店が取り上げられていて、懐かしかった。 あの店、メニューに「まずい」と説明書きがされているコーヒーがあった。 本書でその件が取り上げられていないのは、もうそのコーヒーが提供されていないからなのかな…。 音楽喫茶「アーデン」は、老舗らしいが私は知らなかった。 いつか機会があったら訪ねてみたいと思う。
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朝から夜まで喫茶店をフル活用している街といえば名古屋。 名古屋の「モーニング」の充実ぶりは有名だ。 そんな名古屋に喫茶店を紹介しているのが今回の本。 著者は「名古屋のフリーライター」で、名古屋情報を発信している。 名古屋発のコーヒーチェーン店「コメダ...
朝から夜まで喫茶店をフル活用している街といえば名古屋。 名古屋の「モーニング」の充実ぶりは有名だ。 そんな名古屋に喫茶店を紹介しているのが今回の本。 著者は「名古屋のフリーライター」で、名古屋情報を発信している。 名古屋発のコーヒーチェーン店「コメダ珈琲」でおなじみのオマケ、豆菓子。 名古屋の喫茶店では当たり前のこのサービス、発祥は名古屋だが港区のヨコイピーナッツが昭和36年に始めた。 「ピーナッツの薄皮をむく自動脱皮機が開発され、生産力が10倍にアップした。そこで、従来からのお菓子屋だけでなく喫茶店にも売り込むことにしたのです」と、横井慶雄社長は語る。 喫茶店側も競争の中で売りが欲しかったので、ちょうど良かったようだ。 ピーナッツの塩気と油分は、苦味が強い名古屋のコーヒーの口直しにも合う。 東京などに定着しなかったのは、コーヒー屋はコーヒーを出せばいいのだからというストイックな反応が多かったそうだ。 そしてマンガ喫茶のシステムも名古屋発だった。昭和50年代に「延長料金制」が名古屋で生まれた。 コーヒーのお供のピーナッツと違い、コーヒー1杯で粘られてはたまらない店にとってこの名古屋方式はいいシステムとして、10年以上かかって広まっていった。 昭和レトロの喫茶店から平成にオープンした喫茶店までいろいろ取り上げている。 それぞれの店の名物、店の雰囲気、店を切り盛りしている人たちも紹介している。 名古屋の喫茶店をハシゴしたくなったなあ。
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近所の喫茶店も掲載されていて、行ってみたいなと思えた。 古い喫茶店は新規は入店しにくいという印象はあるが、勇気持って入ってみたい。
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