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続 昭和の怪物 七つの謎 講談社現代新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2019/04/10 |
JAN | 9784065149065 |
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続 昭和の怪物 七つの謎
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三島由紀夫を矢近衛文麿、橘孝三郎(農本主義者、五・一五事件に参加)、野村吉三郎(太平洋戦争開戦時の駐米大使)など、深く知りえていなかった人たちが時代をどのようにとらえて、どのような考えを持っていたのか、当時の周辺にいた人たちへのインタビューや残された書簡から追っている。この本をイ...
三島由紀夫を矢近衛文麿、橘孝三郎(農本主義者、五・一五事件に参加)、野村吉三郎(太平洋戦争開戦時の駐米大使)など、深く知りえていなかった人たちが時代をどのようにとらえて、どのような考えを持っていたのか、当時の周辺にいた人たちへのインタビューや残された書簡から追っている。この本をインプットに、それぞれの人の考えをさらに深く知りたいと感じた。
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三島由紀夫、田中角栄、後藤田正晴といった、政治家や政治思想に縁深い昭和の人物七人を取りあげている。本人に直接だったり、関係者への丹念な取材と人脈を生かして七人の人物像を掘り下げる。 それぞれの見方によって人の評価も大きく変わる。七人全員ではないが、この時代の大物達は一言で表すな...
三島由紀夫、田中角栄、後藤田正晴といった、政治家や政治思想に縁深い昭和の人物七人を取りあげている。本人に直接だったり、関係者への丹念な取材と人脈を生かして七人の人物像を掘り下げる。 それぞれの見方によって人の評価も大きく変わる。七人全員ではないが、この時代の大物達は一言で表すなら「清濁併せ呑む」の印象が残る。 特に田中角栄の章はわかりやすく、面白かった。田中は庶民の欲望をよく理解していて、そして庶民の側は金権まみれが糾弾されると自身の欲望の肥大化を恥じて田中を批判した、というくだりは日本人の国民性をよく表現している。
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「昭和の怪物」シリーズ第二弾。今回は、三島由紀夫、近衛文麿、橘孝三郎、野村吉三郎、田中角栄、伊藤昌哉、後藤田正晴の7人。 中でも駐米大使で、真珠湾攻撃のだまし討ちの責任者となった野村吉三郎(武官時代、ハーバード大学でルーズベルト大統領と同窓だった)についての考察が面白かった。宣戦...
「昭和の怪物」シリーズ第二弾。今回は、三島由紀夫、近衛文麿、橘孝三郎、野村吉三郎、田中角栄、伊藤昌哉、後藤田正晴の7人。 中でも駐米大使で、真珠湾攻撃のだまし討ちの責任者となった野村吉三郎(武官時代、ハーバード大学でルーズベルト大統領と同窓だった)についての考察が面白かった。宣戦通告電報の遅延という凡ミスの原因は、大使館内の人間関係の悪さ、事務連絡の不手際、開戦前の緊張感不足が重なり合った結果だった。そもそも参謀本部は奇襲攻撃の事前通告に反対しており、外務省はそれに協力させられたが、その経緯が駐米大使には知らされていなかったという点で、本来の責任は、米国課長の加瀬俊一、参謀本部の戸村盛雄と瀬島龍三にあるとの説が説得力あり。とはいえ、米国では既に日本の暗号は解読されており、奇襲攻撃だと思わされていたのは日本だけという間抜けぶり。 宏池会事務局長も務めた伊藤昌哉の章では、「日本の道を誤らせるのは、人間を生身で見ることのない連中に政権を託すことだ」「日本の政治が成り行き主義に陥り、明確な戦略無き国家の悲劇が戦前も戦後も続いている」「小資源国である日本が生きるには、科学技術を活かすこと、政治家の能力を高めることでしかない」との卓見も。 一本筋の通った護憲派政治家、後藤田正晴は、既に自民党の政治家レベルに愛想を尽かしていた。政治改革に鈍感で、派閥意識でしかものをみないから。もう30年以上前の言葉だが、自民党の政治家はあの頃よりもさらに劣化してしまったようだ。
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