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戦国はるかなれど 堀尾吉晴の生涯(下) 光文社文庫
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戦国はるかなれど 堀尾吉晴の生涯(下) 光文社文庫

中村彰彦(著者)

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戦国はるかなれど 堀尾吉晴の生涯(下) 光文社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2019/04/11
JAN 9784334778415

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商品レビュー

4.5

2件のお客様レビュー

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2024/11/04

本能寺で信長が討たれてからは主君秀吉の下で天下取りの為に奔走する。茂助は山中鹿之介や本多平八郎などの武辺者にどことなく共感するところがある。肥後の統治を失敗した佐々成政が責任を取り切腹となったが牢人となった佐々の家臣を多く召し抱える。息子金助が成長しこれからは乱世では無く治世の時...

本能寺で信長が討たれてからは主君秀吉の下で天下取りの為に奔走する。茂助は山中鹿之介や本多平八郎などの武辺者にどことなく共感するところがある。肥後の統治を失敗した佐々成政が責任を取り切腹となったが牢人となった佐々の家臣を多く召し抱える。息子金助が成長しこれからは乱世では無く治世の時代と考えた茂助は金助に算用を習うよう教育する。しかし初陣となった小田原攻めで金助は流行病で亡くなってしまい悲痛に暮れていたが北条氏滅亡後関八州は家康へそして家康の旧領は茂助含め家康への監視役として豊臣恩顧の家臣団が選ばれ浜松城城主となる。盟友前野長康の長男が秀次の事件で切腹を言い渡され父長康も責任を感じ詰腹を切る。蜂須賀小六、前野長康とかつての仲間が次々と亡くなり吉晴自身も一度は身を引く事を考えるが思い止まり五大老、五奉行制度の中三中老として秀吉の死後も調整役として活躍するが関ヶ原の前に加賀井弥八郎に襲われ瀕死の重傷を負う。関ヶ原では息子の忠氏が東軍となり論功行賞で出雲を拝領するがその忠氏も松江城築城にかかる前に死去してしまう。相次いで息子を失くすがその意思を継ぎ吉晴は最後の力を振り絞り松江城築城を成し遂げる。

Posted by ブクログ

2019/06/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

堀尾吉晴は小領主の嫡男で、我儘というのか、多少撥ね上がった若者だったが…所領等を失って牢人(戦国時代には“浪人”よりも、“牢人”としていたようだ…)となり、伊勢で漁師をして、美濃で猟師になった…猟師時代に稲葉山城(現在の岐阜城)を攻める準備に勤しむ秀吉と出逢う…やがて堀尾吉晴は、秀吉陣営に関わった様々な人達との交流で、人望篤い人物として知られるようになって行く…槍を手に敵将と勝負をすると思えば、巧みな指揮で鉄砲隊を動かし、信長陣営や秀吉陣営が手掛けた様々な工事の現場も経験する…他方、“外交”、“交渉”というようなことでも活躍する…更に愛妻家でもあったようだが、息子達や娘に先立たれるという不幸な出来事も在り、加えて浜松城主時代の側室とのロマンスも在る…そして、「戦場を駆けた日々」=“戦国”が「はるかなれど」というようになった時代まで生きて、晩年に松江城の築城と城下町を開く大事業を成し遂げた訳である… 堀尾吉晴に関しては…この時代の史上の人物として、然程高い知名度でもないのかもしれない…それは「我こそは!!」と自身が前面に出ることばかり考えるようなタイプでも無かったかららしい…が、同時代人は難しい交渉のような局面を巧く纏めて見せたり、陰日向が無い物事への取組み方や、寄せられた相談事に親身になって対応するような彼を非常に高く評価していたようである… 久し振りに物凄く愉しんだ大作である…こういう作品に触れると…堀尾吉晴に所縁の場所を巡ってみるようなこともしてみたくなる…この主人公…「斯く在りたい…」というようなことを思ってしまう程度に魅力的だ!!

Posted by ブクログ

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