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安倍三代 朝日文庫
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安倍三代 朝日文庫

青木理(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2019/04/05
JAN 9784022619617

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商品レビュー

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2025/09/26

2025.09.26 石破総裁の後任を決める総裁選の最中に読了。安倍晋三とその父、祖父のルポ。正直、朝日新聞の色が濃すぎてルポというより、弾劾の書。逆説的な言い方になるが、祖父、父の甘さ故に政界において登り詰めることができなかったことを3代目は体感していたから、総裁、総理になるこ...

2025.09.26 石破総裁の後任を決める総裁選の最中に読了。安倍晋三とその父、祖父のルポ。正直、朝日新聞の色が濃すぎてルポというより、弾劾の書。逆説的な言い方になるが、祖父、父の甘さ故に政界において登り詰めることができなかったことを3代目は体感していたから、総裁、総理になることができたとも読める一冊。2019年発行だが、安倍晋三の時代が遠くに感じるほど、政界の「劣化」はとめどもない。本書でも指摘されるが、政治の劣化は有権者の責に帰すべきでもあるはず。 参政党の存在は安倍晋三と比較することがバカバカしくなるほど、ウルトラ右翼だが、国会で一定の議席を得るに至っている。

Posted by ブクログ

2025/04/21

わたしはリベラルを自負しており、当然安倍晋三という人物のことは嫌いであった。もちろんテロリズムを肯定するつもりはいっさいないが、その感情は亡くなった現在も変わらない。さて、ではその安倍晋三が長期にわたって内閣を率いることができたのはなぜなのか。その原動力はどこにあったのか。安倍晋...

わたしはリベラルを自負しており、当然安倍晋三という人物のことは嫌いであった。もちろんテロリズムを肯定するつもりはいっさいないが、その感情は亡くなった現在も変わらない。さて、ではその安倍晋三が長期にわたって内閣を率いることができたのはなぜなのか。その原動力はどこにあったのか。安倍晋三という人物をいくら毛嫌いしていても、歴史に残る長期政権を築いたことは事実なので、その人物像についてちゃんと学んでおく必要があるのではないか。そんな思いもあって、今回本作を手に取ってみた。本作はタイトルのとおり、晋三からみて父方の祖父にあたる安倍寛、実父である安倍晋太郎、そして晋三の3代にわたる政治家について、その人物像に迫ったノンフィクションである。個人的に印象に残ったのはまず寛。安倍晋三はいうまでもなくその右翼的な政策で知られているが、寛はそれとは正反対で、翼賛選挙にも抵抗するようなリベラルな気質で大層驚いた。あの晋三の政治姿勢とは似ても似つかない。ついで、晋太郎についても負けず劣らず印象的であった。晋太郎は大臣などを歴任し、首相目前とまで言われながら病に斃れたというのは知識として知ってはいたが、同時代ではないのであまり馴染がなく、今回学ぶことができてよかった。なかでも特筆すべきエピソードは、在日朝鮮人との交流である。生前の晋太郎は、在日朝鮮人と親しく接し、そのコミュニティからも支持されていたという。このエピソードもまた、ともすると排外主義的でさえあった晋三からは想像のできないことで衝撃的であった。さてそれでは肝腎の晋三はというと、これがなかなか印象に残らない。とにかく凡庸である。「凡庸で印象に残らない」ということがむしろ印象に残るような人物である。なぜあの祖父、父からあのような人物が生まれたかということが結局わからなかった。また、地元民の多くから語られる、祖父や父と比較して晋三を腐すような言葉も衝撃的。てっきり地元では熱く支持されているのかと思っていたが、どうやらそうでもないらしい。こういったエピソードの数数を踏まえると、やはり安倍晋三という人物は一国の首相にふさわしいとは思えないし、そのような人物がじっさいに長きに渡ってトップの座にいたら、世の中は当然よくなるわけがないと思った。本作を読んで、わたしは安倍晋三のことがますます嫌いになった。

Posted by ブクログ

2024/02/12

世襲政治への疑義を軸に、安倍三代の系譜を追ったルポ。庶民目線を持ち、戦時中に反戦を唱えた祖父・寛やリベラル保守としてバランス感覚を持ち続けた父・晋太郎。2人の来歴を知ると、安倍晋三の言葉がなぜ自分に刺さらなったのか、その理由が分かりました。

Posted by ブクログ