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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2019/04/10 |
JAN | 9784049124613 |
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86―エイティシックス―(Ep.6)
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86―エイティシックス―(Ep.6)
¥440
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商品レビュー
4.6
13件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
2023/11/09 読了。 図書館から。 連合王国編、完結。 ヴィーカとレルヒェの組み合わせが好きだなぁ。 〈シリン〉達のことをどこかで皆、引きづってる感じで重い。 重なっている部分と異なる部分と。 でも、リトの成長が見られて、『生きてるから考える』は確かに 生者にしか言えないものね。 シンとレーナはお互いに想いあってるくせに想いすぎてて進まねぇ…! 同じこと思ってますよー。 まぁ、シンがかなり頑張ってるー。望みを口にできて言えてよかった。 ダスティンとアンジュも仲良くなるといいな。
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〈シリン〉の犠牲により自分達の行き着く死を直視してしまい揺れるエイティシックス。その葛藤が最終的にあのような結論を導き出すとは……! エイティシックスにとっては、いずれ訪れる死の瞬間まで戦い続ける事が誇りだった。それにより残酷な世界に負けまいとした。けど〈シリン〉により戦い続け...
〈シリン〉の犠牲により自分達の行き着く死を直視してしまい揺れるエイティシックス。その葛藤が最終的にあのような結論を導き出すとは……! エイティシックスにとっては、いずれ訪れる死の瞬間まで戦い続ける事が誇りだった。それにより残酷な世界に負けまいとした。けど〈シリン〉により戦い続けた果ての死を見せつけられれば、エイティシックスとしての矜持は揺れる それは自分達がエイティシックスで居続ける意味さえ疑問視させるもの これまでエイティシックスは自分達とそれ以外を分ける事により世界を睥睨していた。外の声など聞く価値がないとしてきた けど、矜持が揺れている状態では外の声は以前より聞こえてしまう。それはレーナの声だったり、ダスティンの声だったり、〈シリン〉の声だったり エイティシックスの中でも最も揺れていたのがシンだね。特にシンは聞こえてしまう声だけでなく、レーナの声を拾い漏らさないようにしているから余計に揺れる 元々シンとレーナでは持つ価値観が大きく異なるから、聞けば聞くだけシンは断絶を感じてしまうわけだ それでもレーナと共に居る為に痛みを感じても変わろうとするシンはそれだけで充分に変化の兆しを手にしていると言えるけれど… 変化には痛みが伴う。それは戦場でのミスによる負傷だったり、レーナへの意図せぬ暴言だったり でも、かつて無い程の痛みを抱えたからこそ、これまで我慢できていた痛みを「痛い」と感じられたからこそ、自分が今何をしなければならないかを自覚できるわけか レーナの方も自分の言いたい事だけを言うのではなく、シンの想いを聞き取ろうとし始めたのは印象的 自分の価値を正しいと押し付けてしまえば、別の価値観を持つシンを余計に傷つけてしまう そこで一旦距離をおくのではなく、シンの価値観と自分の傲慢さを知って、それでも尚レーナはシンを理解する為にシンに近づこうとするんだね…… シンとレーナには絶望的に足りていない理解の為の対話。その約束を交わして そうして始まる竜牙大山攻略戦は壮絶の一言。そもそも火山に飛び込んで敵基地の破壊やら首領の鹵獲を行おうというのだから生易しい作戦にはならないのは当然として、ここにフォニクスも参戦してくるのだから堪らない 一方で己の死を直視してしまうような環境では、逆に死にたくないという感情を呼び覚ますのか かつてはシンがレーナを置いていってしまった。今回もシンが火山に飛び込む側 だというのにあのシンが「おいていかないでください」と言うなんてなぁ…… あの時は先に進むシンに追い付こうとレーナは必死になった。けど今回の言葉は二人として生きていく為の言葉。だからレーナも「帰ってきなさい」と返す 二人はようやく対話に繋がる始まりの言葉を言い合えた気がするよ だというのに、フォニクスを撃破したシンの前に広がるのは絶対死の光景だった点は震えそうな心地になってしまったよ…… あのシンが死なずに帰る気持ちを固められたというのに、その直後にこのような仕打ちを…… それでも理不尽な絶対死を前にして、戦う意志を再度固めて「死にたくない」と思えたシンは本当に変わったね… エイティシックスとして戦い続け、何度も死にそうになって、それでも生きたいと願って そうした葛藤の果てに「誰かと生きたい」と言えたシン。その想いを確かに出来たから辿り着いた実家の誘いよりも優先したい人がいると伝えられる レーナは「お帰りなさい」、シンは「ただいま」 どちらかが先に進むのではなく、共に歩んでいくのだと。そう理解できる素晴らしいラストでしたよ……
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※このレビューにはネタバレを含みます
何もかも諦めていたシンが、悩み始め迷走し、年相応の反応をしだした。今までのエピソードが回収されてて、いい巻だったなあ。 最後、「無慈悲な女王」に追い詰められてからが人間らしくていい。倒れるところとか。 表紙と最後の見開きの挿絵がステキ。そんな顔で笑えるようになったのね。恋っていいね、と思うわ。 戦争モンのラノベと思ってたけど。 スカベンジャーのファイドもかわいかった。
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