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私は虐待していない 検証 揺さぶられっ子症候群
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2019/03/28 |
| JAN | 9784065131152 |
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私は虐待していない
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商品レビュー
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すばらしい仕事。 不運な事故で子どもが頭部に怪我をしたにもかかわらず、親が虐待の疑いをかけられ、有罪とされる。行政により親と子が引き離される。だが、根拠となるSBS(揺さぶられっ子症候群)理論は医学的根拠が乏しく、欧米ではただの仮説として批判されているという。 有罪率が極端に...
すばらしい仕事。 不運な事故で子どもが頭部に怪我をしたにもかかわらず、親が虐待の疑いをかけられ、有罪とされる。行政により親と子が引き離される。だが、根拠となるSBS(揺さぶられっ子症候群)理論は医学的根拠が乏しく、欧米ではただの仮説として批判されているという。 有罪率が極端に高い日本の刑事司法と、虐待許さない!という関係者の道徳感情が結びついて、多くの冤罪被害者が、検察と医師によって作られる。あまりに不合理な状況。 最近はようやく見直されてきて、厚労省のマニュアルも改訂されたらしい。本書で紹介された冤罪被害者も、何人かは無罪となった。著者の一連の啓発活動が役立ったのかもしれない。
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中の人としては臨床所見からSBS疑いとすることは許容されても、まるで確定診断された(=激しく揺さぶった事実があった)かのように扱われるのが元凶の1つかと思いますし、診断を厳密に行う為にも病名は変えた方が良いと考えます。
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期せずしてか、SBS (乳幼児揺さぶられ症候群, Shaken Baby Syndrome)に関する本がほとんど同時に出た。「SBS:乳幼児揺さぶられ症候群-法廷と医療現場で今何が起こっているのか?(https://booklog.jp/item/1/4772416765)」と...
期せずしてか、SBS (乳幼児揺さぶられ症候群, Shaken Baby Syndrome)に関する本がほとんど同時に出た。「SBS:乳幼児揺さぶられ症候群-法廷と医療現場で今何が起こっているのか?(https://booklog.jp/item/1/4772416765)」と本書だ。 ごく単純化して言えば、本書はSBS診断に否定的な見解を持ち、前掲書はSBS診断の妥当性を主張する内容となっている。そのため、両者を比較検討することは最低限必要であると思う。わたし自身の感想としては、診断の妥当性については本書で論拠となっている文献はいずれも前掲書のなかで反論がなされており、それに対する再反論を待ちたいところだ。 例えば本書で海外の事例として紹介されているDuhaime論文、Bandak論文、Lloyd論文、Geddes論文、SBU報告書などはいずれも前掲書に登場しており、そのなかで反証がされている(論点が重なっている部分も多いので、やはり比較しながら読むのがよいと考えます)。 他方で本書は、SBSが疑われた事例について具体的に描写しており、そのなかで三兆候のみによる機械的な診断や、児童相談所の強制力を持った介入が家族を引き裂いてしまうなど、実際上の問題が指摘されている。この点に関してはSBS診断がもつ危険な一面を描いていて意義深い。 医学的な議論にせよ、法的、社会的な議論にせよ、立場を超えて前向きに進めてほしいものだが、双方読んでみて、両者の隔たりの大きさを感じた。
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