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古書古書話
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 本の雑誌社 |
発売年月日 | 2019/03/20 |
JAN | 9784860114275 |
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商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
大上段に構えることもなく、とはいえ軽すぎることもなく、好きな作家だ。 1話1話の長さもちょうどよく、さくりさくりと進められる。また、取り上げられる本も好みのものが多く、これからも追っていきたい。
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著者自身、あとがきで触れているように、コラムの一本ごとの長さが丁度いい。これだけの分量の本だと勿論取り上げる内容全てに興味をそそられるわけではないので、大して興味なくても付き合える絶妙な長さが大事になってくる。こういうコラム集には必要なセンスだと思う。
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このタイトルがふるっている。外国人にどれだけわかるだろうか。ぼくは荻原魚雷という人のことはまったく知らなかったが、その題名でつい買ってしまった。そして、得をしたと思った。全体は、荻原さんが古書店で手にいれた本の紹介なのだが、その範囲は、文学、古書店紹介はもちろん、実用書から漫画、...
このタイトルがふるっている。外国人にどれだけわかるだろうか。ぼくは荻原魚雷という人のことはまったく知らなかったが、その題名でつい買ってしまった。そして、得をしたと思った。全体は、荻原さんが古書店で手にいれた本の紹介なのだが、その範囲は、文学、古書店紹介はもちろん、実用書から漫画、将棋、スポーツ、釣等行き着く先が想像できないくらい広い。最初と100回目が横井正一さんの話というのも面白い。横井さんはジャングルの生活の中で、決して満腹になるまで食べなかったそうだ。それが帰還後も長寿を全うした原因なのだが、この飽食の時代に考えさせられる話だ。それは、荻原さんがフリーのライターになって苦労したこととつながっているのかも知れない。ともかく、どこから読んでも面白いし、少しずつ読んでも途中で放棄できない本であった。
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