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初歩から学ぶ生物学 角川ソフィア文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2019/03/23 |
JAN | 9784044003982 |
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初歩から学ぶ生物学
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商品レビュー
4.4
5件のお客様レビュー
2003年に書かれているので20年前のものである。その間、いろいろと変化があったと思うので、より新しい版がでていたらとも思う。写真やグラフは一切なく、文章だけであるが、とても読みやすい、教員養成系大学の学生も、生物学の初歩として知っておいていいと思われることが多くある。たとえば人...
2003年に書かれているので20年前のものである。その間、いろいろと変化があったと思うので、より新しい版がでていたらとも思う。写真やグラフは一切なく、文章だけであるが、とても読みやすい、教員養成系大学の学生も、生物学の初歩として知っておいていいと思われることが多くある。たとえば人類の発生のメカニズム等である。
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斬新な切り口で生物学を語った本。生命とは何かから生物の仕組みや進化論、さらには病気の話までいわゆる生物学にとどまらない範囲を幅広くカバー。生命論、生態学、発生学、進化論、分子生物学といった領域が学問的な範囲。池田清彦は構造主義生物学の立場から科学論を語る生物学者とある。どうりで。 生命を定義するのは難しい。なぜなら、定義するとは不変の何かを見つけることだが、生命は、刻々と変化する。 「環境」も「心」も普遍の実体ではない。 「心」は脳の機能であって実体といったものではない。 「生物が物質からできている」という立場をとる現代生物学は「物質がどのような状態で存在しているとそこに生命という現象が出てくるのか」を説明しようとしている。 生物は、、、空間である。 自律性がある。 内と外の境界が必ず存在する。 一般の物体より高次で複雑なルールをもっている。 できるのにやらないという性質をもっている。 自分を構成する物質をどんどん変えながら、なおかつ全体としては同じという奇妙な「空間」=オートポイエーシス 根幹は「物質が循環する」ということ 究極的には物質の配置 DNAが遺伝されるのではなく、オートポイエティックなシステムが遺伝されてきている。 生命は38億年前に誕生しており、その生命が今もただ継承されているだけ。 近年のDNA解析により生物の系統がかなり正確に推定できるようになったが、携帯が似ているからといって、必ずしも系統が近いとは限らない。 環境が激変しても地球は困らない。 生物種の大量絶滅 現代人のDNAには、ネアンデルタール人やデニソワ人といった先史人類のDNAが混入している。
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池田先生の”生物学のウソとホント”が良かったので本書も読んでみた。”生物学のウソとホント”と話題は共通しているがこちらのややや詳しく記載されており良かった。遺伝子や進化、性、死などについての記載がわかりやすくて良い。
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