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ゆうゆうヨシ子さん ローボ百歳の日々
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ゆうゆうヨシ子さん ローボ百歳の日々

嵐山光三郎(著者)

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ゆうゆうヨシ子さん ローボ百歳の日々

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2019/03/19
JAN 9784120051753

ゆうゆうヨシ子さん

¥385

商品レビュー

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2019/07/20

以前ラジオに出演された軽妙な語り口を聴き、一度は手にしたい作家さんだと念じててやっと適いました。著者の母親ヨシ子さんは(現在102歳)62歳から俳句作りを始められ、その句を交え、起こるさまざまな出来事が綴ってあるエッセイです。(老母をカタカナでもじってあるのが彼らしい)ローボの日...

以前ラジオに出演された軽妙な語り口を聴き、一度は手にしたい作家さんだと念じててやっと適いました。著者の母親ヨシ子さんは(現在102歳)62歳から俳句作りを始められ、その句を交え、起こるさまざまな出来事が綴ってあるエッセイです。(老母をカタカナでもじってあるのが彼らしい)ローボの日常を、平易な言葉で肩ひじ張らず日記の様に詠んでいらっしゃるヨシ子さんの句は、ヨシ子さんの心の動きに共感できるし、マイ母の心情もそんなものなのだろうかと推察しながら読みました。素直な俳句に、今にも詠めそうな気を起こさせてもらえます。ところが、ヨシ子さんの父は与謝野鉄幹・晶子が率いた「明星」に投稿していたと記述されていて、やっぱりなぁ~と思った次第。 著者と老母のお母様のふたり句会は羨ましい。光三郎さんのユーモアを交えたタッチで、ヨシ子さんの句が更に生き生きと感じられます。さらりと書いてある中に著者の深い恩愛を感じ取れました。 大先輩・光三郎さんの老齢へ立ち向かい方に背中を押してもらえます。 「じつのところ、ぼくは七十歳になるのが 楽しみであった。七という素数が好きで、七十七歳が「第二の絶頂期になる」という確信がある。七十七歳にして、大いにグレるという予感がする。これを七十代絶頂説といいます。人によっては、八十歳がウルトラ絶頂期。九十歳はミラクル神秘期である」 好きな俳句を書き抜いておきます。  更衣なくした鍵の現はれし  空っぽの郵便受けや木の葉舞ふ  春の夢あの世この世の人のかげ  紫陽花の花の重さを活けにけり  マスクしてマスクのひとと目をあはす  母の日の星またたきて闇に消ゆ  灯(ひ)ともせば雛のささやくこよひかな  大輪の菊はよそゆき姿して  戸を繰ればまさかまさかの雪積もる 表紙に小さな字で俳句が散りばめられてあり、なかなかデス

Posted by ブクログ

2019/05/27

老母ヨシ子さんは百歳。ゆるやかな同居のなかで起こるささやかな事件を、母の俳句を交え、ユーモアたっぷりに綴るエッセイ。

Posted by ブクログ

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