百鬼夜行抄(27) Nemuki+C

今市子(著者)

• 販売会社／発売会社: 朝日新聞出版
• 発売年月日: 2019/03/20
• JAN: 9784022142634

商品レビュー

2025/07/14

元の元の大元はおじいちゃん・飯嶋蝸牛なんだけど。子孫の代まで因縁めいたものが残ってしまったら、残された方はたまったもんじゃない。律や開さんのようにある程度の理解があればまだしも、坂元さん家の海くんにしてみれば怖さしかない。理解を得られるなんてことは確率的には低そうだしな。難儀な子だよ。律がなんでそうなったのかが何度読んでも理解できなくて、この辺から読み手の熱量がだだ下がり。嫌いじゃないんだけど、出会ったときの面白さは正直いうとノロノロとした進行に半減してしまってはいる。

2019/08/18

律が卒論、卒論と騒いでいたのは、やはり前フリだったか…。
留年と入院3ヶ月。
海がトラブルメーカーなのはもはや疑いようもなく。
でも、律も子供の頃はおじいちゃんに守ってもらったんだし、今度は守る側にならないと。
おじいちゃんと違ってだいぶ頼りないけど。

2019/05/17

律が逃げまくっている。
そして逃げ切れなかったけど、更に逃げようとしている。
海君はなかなか問題児そうだなあ。