俺か、俺以外か。 ローランドという生き方

ROLAND(著者)

• 販売会社／発売会社: KADOKAWA
• 発売年月日: 2019/03/11
• JAN: 9784046041371

商品レビュー

2024/10/21

ローランドってこんな人なんだなというのが正直な感想。自己愛が強くて、完璧主義者、そして自信家（ある時には、自信があるように見せている？）。意外に思った。

少し変わっている人で、本人が言っているようにローランドという人生を生きるのはしんどいだろうと思う。だが、だからこそ多くの成功と栄光を掴み取ることができたのだと思った。

少し生意気でプライドの高い彼の文章には鼻につく表現もあるが同時に読んでいて清々しくもある。

年齢は、どう生きてきたかは教えてくれないという名言に感銘を受けた。その通りだと思う。年下であっても年齢だけで人を判断しないように気をつけたい。

もっと自分も頑張ろう、もっと高みを目指して進んでいきたいていう気持ちにさせられた。
この本を再び読み返すことはないと思っていたが、読み終えてみて、いつかパワーを貰いたい時に読み返すこともあるかもしれないと感じだから不思議だ。

この本はコロナ禍前の2019年刊行だが、コロナ禍を経た今、ローランド氏は今どのようなことを考えているのだろうと思った。あれから、少しは人間的にまるくなったのだろうか？それとも基本的な部分は今も変わらないのだろうか？

人として面白い人だと思う。今後の活躍と言動をローランダーとして見守りたいと思う。

2024/10/20

世間がローランドブームのときにはなんとなく胡散臭いと穿った見方をしていたが、本を読んでみて、流行るために名言を言ってるのではなく、嘘偽りない言葉なんだろうなと思った。これほどまでのこだわりとプライドを持って自分の軸を貫く生き様は清々しい。
過剰なまでの自己愛を隠すことなく誇示しているが、不思議と鼻につかないのは彼が周囲を見下しているような素ぶりを見せないからだろうか。「俺か俺以外か」という表題の通り、周囲の評価を低く見積もってるというより自分自身に対する評価がバカ高いだけなので不快感はない。

2024/10/07

ローランドと言う人物像に
正直偏見を持っていました。。

複雑な家庭環境の中、
ホスト業界で死に目に遭いながらトップを掴んだハングリーの塊というイメージでした。

ところが、
読み終わった後の彼への印象は、
仕事のスペシャリスト
これに尽きると思いました。

ホストという仕事に心から自信を持ち、自覚を持ち、
取り組む姿勢というものは、
どの仕事においても凡人には真似できない、
並大抵の意識レベルでは無いと感じました。

今の仕事が好きな自分は
この意識レベルに近づけるときに初めて
この業界のプロと呼べるのだろうと
一つの目標ができました。