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美しき鐘の声 平家物語(一) 諸行無常の響きあり 意訳で楽しむ古典シリーズ
定価 ¥1,760
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 1万年堂出版 |
発売年月日 | 2019/03/11 |
JAN | 9784866260402 |
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美しき鐘の声 平家物語(一)
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商品レビュー
3.8
5件のお客様レビュー
とても読みやすかったです! 平家物語って結局どんな話だっけ?ってなり、手に取って最初の方だけ読んでみたらスラスラ読めたので読み始めたら思っていた以上に読みやすかったしとてもわかりやすかったです!! 続きも読もうと思います。
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中学生の男の子が『平家物語』を読んでみたい、とのことで、中学生でも読みやすいのがないかと探していて出会った一冊。 子どもたちが、古典に興味がある、と言ってくれることは、とても嬉しい。ただ、出会い方を間違えると、難しくて分からない……、つまんない……、となって、せっかくの興味が台無...
中学生の男の子が『平家物語』を読んでみたい、とのことで、中学生でも読みやすいのがないかと探していて出会った一冊。 子どもたちが、古典に興味がある、と言ってくれることは、とても嬉しい。ただ、出会い方を間違えると、難しくて分からない……、つまんない……、となって、せっかくの興味が台無しになってしまう。 この本は、割といいのではないか。 「現代人が「どう生きたらいいのか」を考える」ヒントになる部分を、というコンセプトで著者が選んだ章段の意訳がされる。それぞれの章の最後には、その章段の名場面と思われるところの原文も載せてあり、少ないもの原文の響きも味わえるところも魅力的だった。 古典を読むにあたって、内容以上に、古文の言い回しが持つかっこよさや響きのよさは、確実にある。一方で、古文が難しいために、挫折することも多い。ほどよいバランスで、どちらも楽しめるところがよかった。 個人的には、各章の意訳の前に、原文から引用されるエピグラフがいい。 萌え出ずるも 枯るるも同じ野辺の草 いずれか秋に あわではつべき ー祇王御前ー なんか意味が分かんなくても、古文の文言が、冒頭にこう、どーんと出てくると、なんかかっこいい。ミーハーな楽しみであることは間違いないが、古典の楽しみには、こういうところは欠かせないようにも思う。 中学生の男の子に薦めたいところではあるが、選ばれている話がどうだろうか。自分としては、祇王と仏御前のくだりや、卒塔婆流し、俊寛と有王の関係など、すごく好きなところであるものの、正直地味……。親子関係、師弟関係、ライバル関係といったテーマは、身近なものではありつつも、当時の仏教観、家族観など、背景知識がないと、いまいち感動しづらい部分があると思うのは、考えすぎだろうか。 『平家物語』をいわゆる「軍記物語」と思って楽しみにしていた子たちにとっては、この一巻は、イメージと違っていて、ちょっとがっかりかもしれない。「軍記物語」と言うけれど、意外に、『平家物語』の序盤にいくさとかはない。 本としては、好き。ただ、子どもたちに薦めるなら、2巻以降かな、と思う一冊だった。
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祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。 沙羅双樹の花の色、盛者必須のことわりをあらわす。 おごれる人も久しからず。 唯春の夢のごとし。 何度も声に出してみた。 これからも声に出してみたい。
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