一流の思考(前編) アンドリュー・カーネギー×ナポレオン・ヒル

ナポレオン・ヒル(著者), 田中孝顕(訳者)

• 販売会社／発売会社: きこ書房
• 発売年月日: 2019/02/28
• JAN: 9784877713935

商品レビュー

2021/04/18

望みを考え続ける。求めるものについての簡潔なイメージからはじまる。獲得するものは、有益な仕事の結果。
夜はこの目標を抱いてベットに入り、朝になればこの目標と一緒に仕事に出かける、燃えるような願望

2020/08/01

　前編は行動を促す6つの考え方が示されている。読めばいずれも必要なものとわかるが、やはり「目標」が第一である。目標あってこそ行動につながるし、そもそも目標が無ければどうなったら成功なのか分からない。もう一つ重要だと思うのは「プラスアルファの努力」である。今と同じでは成長はなく、少しでも上を目指す、少しでも質の良い結果を出すことに努めなければ成長できない。成長するということは前に進むこと、すなわち成功へ近づくということでもある。上下巻の中でも「プラスアルファの努力」はかなり簡単にでき、比較的すぐに効果が得られる。今は具体的な目標が定まらなくとも目の前の仕事の質を少し向上させることで見えてくる世界が変わってくるはずなので、そうなったら改めて目標を考えてみるのもいいだろう。

2020/03/17

1908年にナポレオンヒル博士とカーネギーが行った対談をまとめた本。Amazonの説明文には対話を再現？と書かれている。
実際はこんな風にスラスラと言葉がでてこなかったと思うし、ムダ話も交えながら、話していたのではないだろうか。
カーネギーの話は理路整然として面白いのだけど、それ以上にヒル博士がインタビュアーとして、良い仕事をしていると感じた。
適切な部分で、うまく話を引き出すようなうまい質問をしている。
それでカーネギーの話もより広がっていく。

ヒル博士やカーネギーの人柄が分かる本。
2人の著書を読む前に、こちらを読むのがおすすめ。
対談で進んでいくので読みやすいし。