私は私のままで生きることにした

キム・スヒョン(著者), 吉川南(訳者)

• 販売会社／発売会社: ワニブックス
• 発売年月日: 2019/02/23
• JAN: 9784847097539

商品レビュー

2025/01/04

章が細かく分かれていて読みやすかった。内容ごとにデザインが若干変わっているので読んでいて飽きない。文章にあったイラストもとても可愛いらしい。眠る前に一章ずつ読むと、その日の自分を励ましてくれているようでぐっすり眠れた。

2025/01/01

私はかなり刺さる言葉が多かった。
結婚するのが幸せだと思い込み、パートナーがいない自分は不幸だと思い込んでいた。
たしかに人といるときは幸せ。だけどそこに結婚が必要かというと、まだはてなだ。
そうやって、自分なりの幸せを自分で探っていく。見つけたちまちましたかけらをくっつける作業をしながら、自分と向き合って生きていきたい。
生きることそのものが人生の目的だ。

2024/12/25

たまたま一瞬だけ悩んでたときにポチってた本。その瞬間だけ落ち込んでたけど、普段はわりとこの本のアドバイス内容に近いマインドで、あまり悩むことなく生きてるから、今読んでも全然刺さらなかった(笑)
むしろ今、目標に向かって具体的にどう行動するか？みたいな本も読んでるから、こんなふわっとしたマインドの話だけされても、ふーんって感じになってしまった。読むタイミングを完全に誤っている(笑)
他人の評価とか協調性とかを重視する社会って点で韓国と日本は似てて、韓国で売れた本が日本でも流行るのはわかる気がする。欧米の生き方本とか日本で絶対流行らなそう(笑)
ただ韓国と日本で違うなと思ったのは、社会を良くすることへの言及があるところ。これが日本発の本だったら、自分の考え方や捉え方の問題に終始して終わりそうなところを、この本は「社会が冷たいのも悪いから、できる範囲で変えていこう」と訴える。これは今の日本にも必要なことだと思った。韓国の大統領をめぐる昨今の動きからしてもわかるように、政治参加の意識、民主主義の成熟という意味では、日本は韓国の足元にも及んでいない。社会の側にも原因を問い、そしてそれに参画して変えていこうと呼びかける、この部分が日本の読者にも響いてほしい。日本社会も、個人の問題に終始せずに、社会全体として自分たちの手で良い方を目指していけるようになればいいな…現状では夢のまた夢だろうけど。