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子育ての知恵 幼児のための心理学 岩波新書1760
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子育ての知恵 幼児のための心理学 岩波新書1760

高橋惠子(著者)

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子育ての知恵 幼児のための心理学 岩波新書1760

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2019/02/21
JAN 9784004317609

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商品レビュー

4.2

7件のお客様レビュー

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2024/01/31

大人が子どもに発達の環境を整えても、そこからなにを感じとってどう発達していくのかを決めるのは子どもというのが印象的だった。親は子どもを愛するが故に、知らず知らずのうちに子どもの自由を奪ってしまっているのかもしれない。 子どもにとって愛着の対象は母親でなければならないということは...

大人が子どもに発達の環境を整えても、そこからなにを感じとってどう発達していくのかを決めるのは子どもというのが印象的だった。親は子どもを愛するが故に、知らず知らずのうちに子どもの自由を奪ってしまっているのかもしれない。 子どもにとって愛着の対象は母親でなければならないということはない。ただ、心の安全地帯は大人にとっても子どもにとっても必要。 専業の母親や育児休暇を取得している男性は、世間から切り離されているという疎外感から不安を感じやすく、生活の質を下げる。母親であれ父親であれ、育児は分業して行うべきではない。 この本を読み終わった後に、日本の虐待の報告数の推移を調べてみたら、年々増加し、近年は毎年過去最多を更新していた。高い体罰の肯定率といい、子どもの人権は守られなければならない。子ども食堂が全国で急速に増加しているのは異常、という考え方には納得した。子ども食堂は素敵な取り組みだという印象が強く、本来はないほうがいいものということを忘れてしまっていた。すべての子どもたちが十分な支援を受けられるようにするのは大人の責任。このままの政策で本当にいいのか。

Posted by ブクログ

2021/01/27

筆者はしつけの定義を「社会の新しいメンバーになる子どもにとって、どのような社会が望ましいかを考えたうえで、おとなが子どもに必要だと考える社会のルール、習慣、文化わ伝達することである」としている。加えて、そうやって子どもに伝えていくためには、おとな側が"どのような社会が将来の子ども...

筆者はしつけの定義を「社会の新しいメンバーになる子どもにとって、どのような社会が望ましいかを考えたうえで、おとなが子どもに必要だと考える社会のルール、習慣、文化わ伝達することである」としている。加えて、そうやって子どもに伝えていくためには、おとな側が"どのような社会が将来の子どもにとって望ましいのか"を考える責任があるとも述べている。諸外国に比べて子どもを大人の親の所有物として捉えがちな日本。根拠なき誤った通説から解放されて、子どもを社会で大事に育てる方向へと少しずつ舵を切っていけると良い。

Posted by ブクログ

2020/06/15

「三つ子の魂百まで」や「母親神話」「三歳児神話」などは私たちの母親世代の間で通説だった。全然信じていない私だけど、検証したことはない(不可能)ので100%否定はできず、保育園に預けることに1mmほどの後ろめたさを感じていた。  この本を読んだ結果、後ろめたさは雲散霧消し、そんなも...

「三つ子の魂百まで」や「母親神話」「三歳児神話」などは私たちの母親世代の間で通説だった。全然信じていない私だけど、検証したことはない(不可能)ので100%否定はできず、保育園に預けることに1mmほどの後ろめたさを感じていた。  この本を読んだ結果、後ろめたさは雲散霧消し、そんなものを感じる必要など全くないことが分かった。これらの言葉は母親に子どもの世話を押し付ける口実でしかない(昭和の時代にはそれも必要だったのかもしれない)。愛着の安定性も、子どもの人間関係も、自己と自制心の生育状況も、母親との接触時間の長さとは無関係。整った家庭環境や社会の在り方のほうがよほど大切だ。現在娘は身体状態良好、機嫌よく毎日笑顔で過ごしている。これだけが答えだ。  とりわけ参考になったのが、反抗期に関する内容である。あと半年もすれば娘は「イヤイヤ期」に突入するだろう。そのとき、自己の発達を喜べるよういくつかの言葉を胸に刻んでおく。私自身の自己を見つめなおし、ときに失敗しながら娘と一緒に成長していきたいと思う。

Posted by ブクログ

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