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火付盗賊改 鬼と呼ばれた江戸の「特別捜査官」 中公新書
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火付盗賊改 鬼と呼ばれた江戸の「特別捜査官」 中公新書

高橋義夫(著者)

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火付盗賊改 鬼と呼ばれた江戸の「特別捜査官」 中公新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2019/02/21
JAN 9784121025319

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火付盗賊改

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商品レビュー

3.8

5件のお客様レビュー

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2024/11/26

鬼平特別で、歴代の火付盗賊改は結構とんでもないやつ揃いやで、という視点での歴代改の評伝。 割と乾いた感じ。 鬼平にしても、金さんや大岡越前みたいなんとはちゃうで、もっと毀誉褒貶あんねんで、という評論かな。 江戸期の犯罪対応が、否応なく難しいものだったっていう視点で読めると思う。毒...

鬼平特別で、歴代の火付盗賊改は結構とんでもないやつ揃いやで、という視点での歴代改の評伝。 割と乾いた感じ。 鬼平にしても、金さんや大岡越前みたいなんとはちゃうで、もっと毀誉褒貶あんねんで、という評論かな。 江戸期の犯罪対応が、否応なく難しいものだったっていう視点で読めると思う。毒には毒だが、毒が相乗することもあるわけで。人権より、犯罪撲滅っていうところもあるかな。

Posted by ブクログ

2022/06/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

江戸市中のみならず関八州の強盗や盗人、放火犯を捕らえる役目の火付盗賊改について、彼らの活躍や悪事、評判などをまとめた一冊。 小説や時代劇で有名だった長谷川平蔵の実像だけでなく、平蔵のライバルだった改役や、大坂町奉行だった矢部定謙、「賤のをだ巻き」を書いた森山孝盛についても、彼らがどんな役人だったかなど、色々な史実をもとに描かれており、なかなか面白い。平蔵って実はこうだったんだとか、矢部の大阪での部下だった大塩平八郎はどんな人だったのかなども描かれている。

Posted by ブクログ

2019/08/26

 火付盗賊改の成り立ちから消滅までを描いた本書。  本書を読んで、改めて火付盗賊改の貧弱さ(町奉行や他の幕府組織に比べて)を確認した。  持ち出し(自費)が多く、むしろ成りたくない厄介な役職であった事は確かである。  そんな中、中山勘解由・長谷川平蔵・矢部定謙の有能な3名を...

 火付盗賊改の成り立ちから消滅までを描いた本書。  本書を読んで、改めて火付盗賊改の貧弱さ(町奉行や他の幕府組織に比べて)を確認した。  持ち出し(自費)が多く、むしろ成りたくない厄介な役職であった事は確かである。  そんな中、中山勘解由・長谷川平蔵・矢部定謙の有能な3名を始め、歴代長官が四苦八苦していたのは明らか。  ・・・もう少し財政的に何とかならなかったのだろうか?

Posted by ブクログ