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会社員が消える 働き方の未来図 文春新書1207
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2019/02/20 |
JAN | 9784166612079 |
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会社員が消える
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商品レビュー
3.3
6件のお客様レビュー
この本では、タイトルにあるように、会社員が消える(より厳密には、「会社員が減る」だとは思いますが)、という主張をしているわけですが、その根拠は、ざっくりいうと次のような感じです。 ・AIの進歩・拡大により、人に求められる仕事の能力・スキルが変わる。 ・企業からは、即戦力を求め...
この本では、タイトルにあるように、会社員が消える(より厳密には、「会社員が減る」だとは思いますが)、という主張をしているわけですが、その根拠は、ざっくりいうと次のような感じです。 ・AIの進歩・拡大により、人に求められる仕事の能力・スキルが変わる。 ・企業からは、即戦力を求められるケースが増えている。 (新卒採用した社員を育成するケースは減っていく。) ・企業のあり方が変化している(上記の原因でもあり、結果でもある) 自分が勤めている会社でも、上記のような動きを感じています。 そんな企業の動きに対し、法令などの社会の制度や仕組みはまだまだ整っていないわけですが、制度等に関する具体的な問題点の指摘や、解決に関する提案についても、丁寧に書かれています。 そういう意味では、この本は、これからの社会・会社のあり方を予想しているわけで、その予想について、どれくらいの確度があるのかはわかりませんが、今の社会の動きを知ること、その動きから、こういう予想ができることを知るには、なかなかよい本だと思います。
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AI等の技術の発展で、今後予想されるのは人間の定型業務が衰退することだ。これには創造性が大切で、今までホワイトカラーとしてら働いていた人でさえも代替される可能性が高い。そうなると1つの企業に忠誠心をもって長く働き属するということは稀になる。一人一人が専門性をもったプロ人材、個人自...
AI等の技術の発展で、今後予想されるのは人間の定型業務が衰退することだ。これには創造性が大切で、今までホワイトカラーとしてら働いていた人でさえも代替される可能性が高い。そうなると1つの企業に忠誠心をもって長く働き属するということは稀になる。一人一人が専門性をもったプロ人材、個人自営業者が増えるだろう。そのような時代を生き抜いていくには私たちがどうすればいいのか、また今の制度に足りないものは何かということが学べる1冊である。 本の中でのブルーカラーよりホワイトカラーが危ない、今まで優等生として扱われていたタイプ(暗記が得意で学歴高く、人の言うことも聞けて忠誠心も高い)が今後大変となるだろうなと感じたこと、できる人や頭のいい人というようないわば暗黙の共通認識が近いうちに覆るだろうと思った。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
<目次> はじめに 第1章 大企業がなくなる~モデルチェンジする企業 第2章 日本型雇用システムの限界~これまでの働き方の常識は通用しない 第3章 働き方の未来予想~技術を味方につけて自立的に働く 第4章 新しいセーフティネット~企業に帰属しない働き方へのサポート 第5章 「時間主権」を取り戻せ~人生100年時代に必要なスキルとは <内容> 2013年にアメリカの研究者が、「2020年代にはアメリカの雇用の約47%がAIに取って代わられる」と発表してから、こうした本が多く出ているが、この本では「ではどうすればいいか?」がかなり具体的に書かれている。第3章以降である。技術を持った人間が自営業的な立場となり、企業から請負をすることで、仕事をしていく。そこでの最低限の生活を成り立たせるため、第4章で具体的な「セーフティネット」が書かれ、第5章では、そうした時代を生きていくための「仕事」探し、「生き方」などが語られる。若い世代はある意味必読かもしれない。
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