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阿・吽(9)
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阿・吽(9)
¥385
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商品レビュー
4.3
5件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
坂上田村麻呂…平城天皇を受け止めたところ大きかったなぁ。最澄と空海会わせたい、って言ってたけど退場寂しい。空海が最澄に宛てた手紙「風信帖」、あまりに真っ直ぐで切なくなってしまいました。最澄は耳も目も病んでて応えられなかったのも悲しい。でもきっとこれから。。それにしても空海はほんとに絵が下手だったのかな…?
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本巻は「薬子の変」。面白かったけど、短かったなー。もうちょい読みたかった。 空海の絵が「下手くそ」であるというのは面白かった。空海が対象をどのように認識しているのか、という問題は、「阿吽」という漫画全体にも通じると思われる。 文字が浮かび上がり、生物が躍動し、光と闇が入り乱れる作...
本巻は「薬子の変」。面白かったけど、短かったなー。もうちょい読みたかった。 空海の絵が「下手くそ」であるというのは面白かった。空海が対象をどのように認識しているのか、という問題は、「阿吽」という漫画全体にも通じると思われる。 文字が浮かび上がり、生物が躍動し、光と闇が入り乱れる作画は、読者である我々に「体験」として受容される。 ぼくたちにとって、最澄と空海の人生は「阿吽」の華やかな描写によって認識されるのだ。 そして、空海にとって、ほとんどすべてのものはシンプルに認識される。だが、ある特別なものにだけ、彼の認識の解像度は飛躍的に向上する。 まさに、ぼくたちは空海(や最澄)の認識を(追)体験しているのだ。
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『阿・吽』9巻読了。この年で読んで良かった。空海の「若さ」が解るし、最長の「涙」の意味も伝わる。そして頭の中ではamazarashiの『フィロソフィー』の~悲しみを知っている 痛みはもっと知っている それらにしか導けない 解が君という存在で~と言う下りがぐるぐる回っていた…
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