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からくりサーカス(完全版)(12) サンデーCSP
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2019/02/18 |
JAN | 9784091288882 |
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からくりサーカス(完全版)(12)
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からくりサーカス完全版第12巻。 12巻は、4つの道の突破、フェイスレスの最期、フランシーヌ人形との対峙、Au revoirルシール、まで。 12巻で一番好きなセリフは「ああ…教えてやりたいねぇ、ミンシア」から始まるルシールのセリフです。彼女の遺言。 まだまだ教えてもらいたい...
からくりサーカス完全版第12巻。 12巻は、4つの道の突破、フェイスレスの最期、フランシーヌ人形との対峙、Au revoirルシール、まで。 12巻で一番好きなセリフは「ああ…教えてやりたいねぇ、ミンシア」から始まるルシールのセリフです。彼女の遺言。 まだまだ教えてもらいたいことがたくさんあるというミンシアに対して、コロッケの作り方かい?パッチワークかい?と聞き返すルシール。最期の時を迎えるにあたり、復讐を果たした満足感と朦朧とした意識の下で語ります。 ミンシアの教えてもらいたいことは、それではなく本物の人生の生き方について。そして、ルシールの教えたかったことも、ミンシアを通じてアンジェリーナへ向けてです。 人は誰でも、まっさらな紙とクレヨンを与えられて、好きなように絵を描いていいといわれるけど、描きたいものが決まった時には時間切れで取り上げられてしまう。 人生をそういうルシール。 ただ「しろがね」たちは、描きたいものを描くという自由すら奪われてしまった。自分で選んだこととはいえ、後悔がないわけもなく、少しの抵抗として紙の「端」を黒く塗りつぶしていたルシール。この「しろがね」の人生が終わった時に、余白が少しでもあるようにと。 無情にも、かすかな抵抗は意味をなさず、真っ黒に塗りつぶされてしまった彼女の人生。その最終盤でミンシアと出会えたことは黒一色ではなかったんじゃないでしょうか。 黒く塗りつぶした下には、それまでのフランスの片田舎で描いた素朴な色の絵が隠れている。ミンシアが黒いクレヨンをこそぎ取れば、その下からかつての色彩が現れる。 ルシールとミンシア。二人にはそう思わせる絆が生まれていたと思います。 その上から新たに降りかかる赤。全てを覆い尽くす赤。 それが「しろがね」として歩んできた彼女の人生。 連載時には「Au revoirルシール」の掲載後、サンデーの作家さんから花束のFAXが届いたそうで。粋なことをするものです。
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サハラでのしろがねと自動人形(オートマタ)の最終決戦編。まさに怒涛の展開が続き、ルシールが戦いに登場してからは目が離せない展開に。そして、単行本より大きいサイズならではの迫力も合わさって涙腺崩壊へ・・・。鳴海の行動によって、戸惑いながらも人間味を取り戻していくしろがね達の描写も素...
サハラでのしろがねと自動人形(オートマタ)の最終決戦編。まさに怒涛の展開が続き、ルシールが戦いに登場してからは目が離せない展開に。そして、単行本より大きいサイズならではの迫力も合わさって涙腺崩壊へ・・・。鳴海の行動によって、戸惑いながらも人間味を取り戻していくしろがね達の描写も素晴らしい。
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