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毛沢東の大飢饉 史上最も悲惨で破壊的な人災1958-1962 草思社文庫
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毛沢東の大飢饉 史上最も悲惨で破壊的な人災1958-1962 草思社文庫

フランク・ディケーター(著者), 中川治子(訳者)

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毛沢東の大飢饉 史上最も悲惨で破壊的な人災1958-1962 草思社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 草思社
発売年月日 2019/02/05
JAN 9784794223753

毛沢東の大飢饉

¥825

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4.4

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みんなの感想まとめ
  • 毛沢東
  • 大躍進政策
  • 大飢饉
  • 人肉食
  • 歴史的教訓
  • 社会主義の悲劇
  • 公文書館
  • 未公開資料
  • 精査による真実
  • 農民の悲劇

現実を直視することの重要性を強く訴えかける一冊です。1958年から1962年の中国で発生した大飢饉の背後には、毛沢東の大躍進政策があり、その影響で4500万人もの命が失われたことが詳細に記されています。著者は当時の公文書や体験者の証言をもとに、農業や工業の崩壊、そして独裁体制下での忖度による悲劇を明らかにしています。虚構の生産目標がもたらした悲惨な現実や、私有を認めない人民公社の影響を通して、理想と現実の乖離がどれほど危険であるかを考えさせられます。加えて、物質的不足やメンツを重視する文化が、どのようにして人々を飢餓に追い込むのか、その複雑な背景も浮き彫りにされています。読者は、この歴史的な教訓から目を背けず、現実をしっかりと受け止めることの大切さを実感できるでしょう。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/09/10

後半になるにつれ、読むのが恐ろしくなるほどの暴力と飢餓。この大飢饉を生き延びた祖父母世代が子育てをしたのだから、現代の中国人がああいう風に振る舞うのも納得。列に割り込むし何でも食べるのは、譲ったら餓死するから。穀物は目標収穫量に達成しないと殺されるので、水などで嵩を増すしかなかっ...

後半になるにつれ、読むのが恐ろしくなるほどの暴力と飢餓。この大飢饉を生き延びた祖父母世代が子育てをしたのだから、現代の中国人がああいう風に振る舞うのも納得。列に割り込むし何でも食べるのは、譲ったら餓死するから。穀物は目標収穫量に達成しないと殺されるので、水などで嵩を増すしかなかった。だから食料偽造も当然だった。大飢饉の記憶が、少なくとも一部の人々の食料や生存に対する行動様式に影響している可能性は大いに考えられる。 共産党員は保身のために数字を盛って上に報告し、階層を重ねるごとにさらに盛られていく。最終的にトップの手元に届くのは、現実とかけ離れた虚偽報告。でもそれを誰も指摘できない。その虚偽報告を元に、「これだけ豊かなら農民はしばらく働かなくていい」「国外へ輸出できる」とトップが判断を下すのだから辛すぎる。集団として不健康な状態だけど、逆らえば「反革命分子」と見なされ殺される超トップダウン型の構造だから、改善の余地はほぼない。 中国が社会主義ではなく、独裁政権の共産主義という形をとったのはなぜだろうか?それに、あれほどまで広い土地は本当に必要なのか?侵略されるリスクも上がるし、管理コストもかかるのに…。と、現代的な物差しで測ってしまうが、当時は土地の広さが国家の力だったはず。不毛で広大な土地を維持し、貧困に苦しむ国民を強制的に支配してコントロールするためには、社会主義ではなく、隣国のソ連が実行している共産主義が、当時の中国にとっては一番合理的な選択だったのかもしれない。 この大飢饉を引き起こした「大躍進」と「文化革命」を生き延びた人の手記や小説では見えてこなかった国家のバグが、極秘公文書から暴かれた本書。人間心理や組織が狂っていくプロセスが凄まじかった。

Posted by ブクログ

2023/10/07

現実を直視することの重要性を教えてくれる本だ。本書は、1958年から1962年頃に中国で起きた大飢饉、その主要因ともいえる毛沢東について詳細に記述している。当時の7億人の人口のうちの4500万人が死ぬような世界とはいったいどんなものなのか、本書を読めばよくわかる。 当時の官僚たち...

現実を直視することの重要性を教えてくれる本だ。本書は、1958年から1962年頃に中国で起きた大飢饉、その主要因ともいえる毛沢東について詳細に記述している。当時の7億人の人口のうちの4500万人が死ぬような世界とはいったいどんなものなのか、本書を読めばよくわかる。 当時の官僚たちは、毛沢東から農産物や鉄鋼などの基幹産業について、現実とかけ離れた生産目標を掲げさせられていた。目標が達成できなかった場はおそろしい目にあいかねないので、さまざまな方法で数字のかさ増しか行われていた。たとえば、農産物の実際の生産量は、公表値の2割しかなかった。この生産量では全国民が飢えずに生きることは不可能だが、嘘の生産量か報告されているため、援助がなされることはない。したがって、大量の飢餓が発生する。この話をみて思ったのは、検証のなされない目標は、無意味であるどころか有害ですらあるということだ。理想を掲げることは悪いことではない。それにより、新たな世界が生まれうるからた。だが、理想と現実が一致しないとき、ひとは容易に現実から目を背けて、虚構の世界に逃げ込んでしまう。どんな状況でも、現実を直視しなければならない。

Posted by ブクログ

2022/06/11

 1958年から1962年、大躍進の時代の大飢饉。公開されつつある党の資料を緻密に検証して、その死者が4500万人、そのほとんどが餓死だったことを明らかにする。一切の私有を認めない人民公社、農業も工業も商業も全部が破壊されていく。毛と毛に忖度した党員による蛮行。一党独裁、独裁者へ...

 1958年から1962年、大躍進の時代の大飢饉。公開されつつある党の資料を緻密に検証して、その死者が4500万人、そのほとんどが餓死だったことを明らかにする。一切の私有を認めない人民公社、農業も工業も商業も全部が破壊されていく。毛と毛に忖度した党員による蛮行。一党独裁、独裁者への批判を許さない強権体制では、取り巻きは忖度し、出鱈目を働き、そして被支配者は殺される。  4500万人はどのようにして殺されたのか、その一部始終が明かされる。  そしてこの蛮行は、文化大革命へと繋がっていく。

Posted by ブクログ

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