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この冬、いなくなる君へ ポプラ文庫ピュアフル
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この冬、いなくなる君へ ポプラ文庫ピュアフル

いぬじゅん(著者)

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この冬、いなくなる君へ ポプラ文庫ピュアフル

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ポプラ社
発売年月日 2019/02/01
JAN 9784591162156

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商品レビュー

3.6

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2025/01/25
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※このレビューにはネタバレを含みます

【あらすじ】 文具会社で働く24歳の井久田菜摘は、母親からは結婚を催促され、上司の山崎美香には怒鳴られ、プライベートも充実しない日々を過ごしていた。残業していた夜に火災に巻き込まれたが、網瀬篤生(あつき)と名乗る男性に救われ、「6年後の12月15日まで何度も死にそうになる」と告げられ、生まれ変わって試練を乗り越えて行くようアドバイスされる。 毎年冬に篤生は現れ助言する。 25歳、同僚の沙織が結婚詐欺にあい自殺未遂したのを救う。 26歳、親友の晴海を不倫相手の山下から救う。 27歳、母親の脳梗塞に気づく。 28歳、父親が膵臓がんで他界する。 29歳、篤生は菜摘の子供で、菜摘が暗い人生を送り自殺してしまうのを防ぐために、自分の命と引き換えにタイムスリップしてきたと、菜摘の日記(別世界の)を見せながら話す。 上司の江島主任はそばで菜摘を支え続け、菜摘の父親の死後結婚する。 30歳、江島との子を産んだ菜摘は篤生と名付け、心臓疾患があることも大人の篤生から聞いてわかっていたため、大きい総合病院で出産することにした。「今度は私が(篤生を)救うからね」と。 【感想】 今までありそうでなかった内容。読みやすく、なんとなく想像がつく展開なんだけれども泣きながら読んだ。こういうタイムスリップ的な話は個人的に好みで、映画化しても面白いんじゃないかな。 最後のエピローグ、篤生の決意表明がグッとくる。

Posted by ブクログ

2025/01/07

篤生が、どのような存在なのか分かった時、とても感動した。 人は考え方や、周りからの助言や少しの刺激で変われるのだと感じた。 家族や友達、仕事や恋愛など、いろいろな場面があっておもしろかったし読みやすかった。 菜摘が前を向いて、強くなって生きている姿が嬉しかった。

Posted by ブクログ

2024/10/23

「二十四歳 / 今夜、私が消える」 理不尽な世界に生き。 こんな毎日を過ごしていたら何もかも嫌になってしまうだろうし、吐き出し口もないなんて最悪な日々だろうな。 「二十五歳 / 仮面が割れる音が聞こえた」 浮かれすぎて見えず。 あまりにも美味しい話だったからこそ、疑うこともなく...

「二十四歳 / 今夜、私が消える」 理不尽な世界に生き。 こんな毎日を過ごしていたら何もかも嫌になってしまうだろうし、吐き出し口もないなんて最悪な日々だろうな。 「二十五歳 / 仮面が割れる音が聞こえた」 浮かれすぎて見えず。 あまりにも美味しい話だったからこそ、疑うこともなく全てを信じて相手に委ねてしまったのだろうが失敗だな。 「二十六歳 / 新しい絶望」 不倫相手との関係は。 返答を聞いた時点でうまくいかないことは分かっていたのだから、二人きりで逃げ場もない場所なんて最悪だろ。 「二十七歳 / パラダイムシフト」 視点を変えてみる事。 答えを出すのは簡単だっただろうが、それでいいのかと自問自答してしまうのは母親の影響もあったのだろうな。 「二十八歳 / それでも朝は来る」 回避出来ない死には。 ここまで進行してしまったら、奇跡でも起こらない限り全てがなかったことになるなんて不可能に近いだろうな。 「二十九歳 / あなたの名前」 ローマ字にしてみる。 何度も口にしていたが、心が死んでしまった未来を見ていたからこそ少しでも回避できるよう立ち回ったのだろ。 「三十歳 / 君にあう十二月」 超能力者と言われて。 全てを最後に聞いていたからこそ選んだ道であり、これからの新たな人生への一歩を踏み出す事が出来たのだろ。

Posted by ブクログ