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会計が動かす世界の歴史 なぜ「文字」より先に「簿記」が生まれたのか
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2019/02/01 |
JAN | 9784046040725 |
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会計が動かす世界の歴史
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商品レビュー
3.5
17件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「それ注釈じゃなく本文に書いた方がよくない!?」とたびたびツッコミながら読んでいましたが、「おわりに」がとても良かったので掌を返しました。 「これは入り口のひとつなので、違う視点の本も読んでみてね!」的なことが結びとして書いてあるのとても良いです。 意見が合う。 語り手の主観が入る、という話、一般会話でもそうよね。 以下引用。 p.341「私たちの脳は(おそらく)複雑なものを複雑なまま理解できません。だから歴史上の出来事のうち目につくものを拾い上げて、単純な因果関係を当てはめて理解しようとしてしまいます。 膨大な史料のなかで、どれを採用するのか。数百年前の日記や手紙の言葉を、どのように解釈して紹介するのかーー。 歴史の本を書くという作業は、そういう取捨選択の連続です。歴史を物語るという行為には、必ず、語り手の意図が紛れ込みます。」 p.342「だからこそ読者のあなたには、色々な本を手にとっていただきたい。(中略) そうすれば、私が何を書いていない(いない、に傍点)のかが判るでしょう。歴史を多面的に理解し、あなた独自の解釈を深めることができるはずです。 逆に、似たような思想の著者の本ばかり読むのは危険です。(中略) 本当の歴史はそんなに単純なものではありません。(中略) 同じ出来事でも、立場が違えばストーリーも変わります。 だからこそ、色々な切り口を知ることが大切なのです。」
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ルカ・パチョーリは近代会計の父、「スムマ」の中で複式簿記を解説している お金よりも先に文字があり、文字よりも先に簿記があった 秤量貨幣は現代的な意味での「お金」とは呼べず、通貨単位に近いもの 「現金」が増減するときは、必ず、他の「何か」が同時に増減している 複式簿記では、取...
ルカ・パチョーリは近代会計の父、「スムマ」の中で複式簿記を解説している お金よりも先に文字があり、文字よりも先に簿記があった 秤量貨幣は現代的な意味での「お金」とは呼べず、通貨単位に近いもの 「現金」が増減するときは、必ず、他の「何か」が同時に増減している 複式簿記では、取引のふたつの側面を1行にまとめて書き、この1行を「仕訳」と呼ぶ PL(損益計算書)の当期純利益と、BS(貸借対照表)の純資産の増価額とは必ず一致する お金の本質は、貴金属と交換できることではない。みんながお金の価値を信じているからこそ、お金には価値がある 身長は、その人の栄養状態に敏感に反応する指標です 消費税には、貧乏な人ほど税負担の割合が重く、お金持ちほど軽くなるという特徴がある (逆進性) あらゆる税金の増税には景気を覚す効果がある 消費税のいちばんの強みは、「税収の確実性」 税金の目的は、国家の財源を得ること バブル期以降は、法人税と所得税を減税して、代わりに所得税を上げることで税収を補ってきた 移動性の少ない、消費や労働所得に重税が課せられる お金の本質は、譲渡可能な信用 技術革新は、人々が利益を得られる水準でしか進みません 次の100年で最も経済的に成功できるのは、AIでも人間でもなく、新しい技術を味方につけた人間
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「なぜ文字より先に簿記が生まれたのか」とのキャッチコピーに引き寄せられて一気に読みました。狭義の簿記というより貸し借りの記録を残すことがいにしえの昔から何より重要なことであったと理解しました。そこから派生して文字や表現が生まれてきたとの主張です。会計から見た世界史という視点が興味...
「なぜ文字より先に簿記が生まれたのか」とのキャッチコピーに引き寄せられて一気に読みました。狭義の簿記というより貸し借りの記録を残すことがいにしえの昔から何より重要なことであったと理解しました。そこから派生して文字や表現が生まれてきたとの主張です。会計から見た世界史という視点が興味深い一冊でした。
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