
- 中古
- 書籍
- 書籍
- 1221-07-08
名もなき星の哀歌

定価 ¥1,760
220円 定価より1,540円(87%)おトク
獲得ポイント2P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2019/01/22 |
JAN | 9784103522317 |
- 書籍
- 書籍
名もなき星の哀歌
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
名もなき星の哀歌
¥220
在庫なし
商品レビュー
3.6
39件のお客様レビュー
緻密に良く練られたストーリーで、後半はスピード感ある展開で面白かった。 ただ、何だろう?何かが物足りない様な、ちょっと分かりにくい様な所があり、それが何とははっきりしないのだが、そう感じてしまう所があった。特に前半がそんな感じで、展開が少しダラダラしてハリが無かったのかもしれない...
緻密に良く練られたストーリーで、後半はスピード感ある展開で面白かった。 ただ、何だろう?何かが物足りない様な、ちょっと分かりにくい様な所があり、それが何とははっきりしないのだが、そう感じてしまう所があった。特に前半がそんな感じで、展開が少しダラダラしてハリが無かったのかもしれない。 でも、徐々に謎が解き明かされていく流れには、ドンドン惹き込まれてしまいました。 なかなか良いエンディングでした。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
【あらすじ】 岸良平は大学生。不仲だった父が脳卒中で倒れ他界するも会いに行かず、母親にも勘当されていて、唯一の友人は同じ大学の田中健太だけだった。家庭教師や居酒屋のバイトをしていたが大学3年の秋頃から記憶を売り買いする「店」で良平と健太はバイトすることになる。大学卒業後大手都市銀行に就職した良平は「店」でも働いており、健太は漫画家を目指していた。「店」での記憶や路上ライブで出会った保科ひとみと関わっていくなかである事件の真相が明らかになっていく。 登場人物は、銀行でであった認知症の妻を持つ石塚巌、ある人を探すため全国で路上ライブを行う保科ひとみ、「店」のNo.1営業マンのジュン、保科の小学生の頃からの同級生でジャイアン的存在だった御菩薩池剛志、帝都ホールディングスの一族で金の力で歌の大会で優勝した柊木琉花など。 ・高知県星守郡で出会った小学生時代のナイト(岸良平)とひとみは漫画の交換で仲良くなるが、ひとみを好きだったツヨシが漫画を隠して、その仕返しにナイトがツヨシの部屋からサイン入り野球ボールを盗んでお祭りの日の川になげ、ツヨシも川に落ちる。 ・ツヨシの家が放火により全焼し、ツヨシだけ生き残ったが、犯人は政治家の唐澤。 ・ひとみはナイトとの約束(ナイトが考えた物語スターダストナイトがアニメ化され、その主題歌スターダストナイトをひとみが歌う)を果たすためにナイトを探しており、良平がナイトで記憶を修正していたことを知ると、良平に手紙を残した後で自分も記憶を修正する。 ・良平は、「スターダストナイト」が週刊少年ピースで新人賞の佳作入賞した後のスランプ期間が大学の試験と重なり多忙だったこと、ひとみがスターダストナイトを歌わず(曲を変更させられた)優勝も出来なかったこと、手紙のやり取りをしていたひとみとナイトが音信不通になったのは、ナイトの親が受験に支障が出るからと手紙を隠していたのを知ったこと、それらに絶望し別人になるために、記憶を修正する。良平は記憶を修正する前に、スターダストナイトは闇に葬らないために、健太の頭のなかに記憶を移植させてもらうようお願いしていた。 【感想】 よく思いつくなぁと関心してしまう内容と時系列を考えた文の組み立てと気になるミステリー要素で、面白くて一気に読めた。あり得ない話だけど、小説としては楽しめた。 「死んだはずの主人公が実は生きてたって最高に面白い。」ってひとみの言ってたワードが、ナイトは死んだとひとみは思ってるけどナイト(良平)に託した手紙と缶に入った記憶のスプレーを吹き掛けてもらって実は生きてたって知るって流れに繋がるのは、こうもってくるのかーって感動した。
Posted by
記憶を売買できるというお店で働く主人公と友人の話。 お店で働き続けるためのノルマを達成するために客を探したり動いている中で、ふとしたことがきっかけで出会った女性の過去を巡って、思わぬ自身の過去が明らかになっていくという展開は、先が読めずにとても面白かった! 途中で主人公と友人のど...
記憶を売買できるというお店で働く主人公と友人の話。 お店で働き続けるためのノルマを達成するために客を探したり動いている中で、ふとしたことがきっかけで出会った女性の過去を巡って、思わぬ自身の過去が明らかになっていくという展開は、先が読めずにとても面白かった! 途中で主人公と友人のどちらが話しているのかなどが分かりにくいところがあるなと思ったけど、総合的に見れば大満足の作品です。
Posted by