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しびれる短歌 ちくまプリマー新書318
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しびれる短歌 ちくまプリマー新書318

東直子(著者), 穂村弘(著者)

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しびれる短歌 ちくまプリマー新書318

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2019/01/07
JAN 9784480689160

しびれる短歌

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商品レビュー

3.9

33件のお客様レビュー

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2024/05/21

恋や食べ物、時間にお金、固有名詞が入った歌……。歌人2人が様々な短歌について語る、短歌入門本。 東直子さん、穂村弘さんの2人による短歌解説入門本、あるいは対談本。 テーマに沿った短歌について鑑賞・解説してみたり、付録ではお互いの作風「風」短歌を詠んでそれっぽいとかこういう言葉...

恋や食べ物、時間にお金、固有名詞が入った歌……。歌人2人が様々な短歌について語る、短歌入門本。 東直子さん、穂村弘さんの2人による短歌解説入門本、あるいは対談本。 テーマに沿った短歌について鑑賞・解説してみたり、付録ではお互いの作風「風」短歌を詠んでそれっぽいとかこういう言葉は私なら入れないとか話してみたり、プロの歌人になるためにはどうすればいいか、自分たちがたどった経緯などを語ってみたり。 読み物として純粋に面白いというだけではなく、自分が短歌を鑑賞する・詠む際のガイドとしても、色々な視点から歌を詠む・味わう方法を教えてくれる一冊。 誰かが切り取って圧縮したたった31文字という瞬間を、これだけ深く楽しめるのがとても楽しい。 東さんのあとがきにあったのですが、「わざわざ言葉を型にはめてコンパクトな詩形にしたのに、それを何時間もかけて語りあって読み解こうとするなんて、何とも奇妙で非効率的な事だと思います。でも、なんというか、その奇妙で非効率的な事が楽しくて仕方ないんです」。この言葉にすごく共感します。考察の余地が残るコンテンツにしかない楽しみというのが確実にある。ほかにも色々読んでみたいです。

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2024/04/26

・短歌について気軽に感想をあーだこーだ語る楽しい本。 ・「短歌って俳句とかと比べてなんでもありすぎて難解だなあ」と思ってたけど、2人が楽しく語る様を読んで、短歌のおもしろがり方がわかった気がする。 ・妻が夫を詠んだ短歌、どれもどろっとした凄みがあるな...。 ・歌人のなり方紹介、...

・短歌について気軽に感想をあーだこーだ語る楽しい本。 ・「短歌って俳句とかと比べてなんでもありすぎて難解だなあ」と思ってたけど、2人が楽しく語る様を読んで、短歌のおもしろがり方がわかった気がする。 ・妻が夫を詠んだ短歌、どれもどろっとした凄みがあるな...。 ・歌人のなり方紹介、ちょっと衝撃的。自腹で配るんだ!? ・特にしびれた歌↓ 水を出でおおきな黒き水掻きのぺったんぺったん白鳥がくる 渡辺松男 収穫祭 稜線ちかく降りたちてbetweenやupやawayを摘り 大滝和子 さようなら煙のやうに日のやうに眠りにおちるやうに消えるよ 小池純代

Posted by ブクログ

2024/01/18

東さんと穂村さんの対談本。鑑賞の手助けではなく、「こんなのもあるよ」「このカテゴリーならこれは?」みたいな。軽い会話の中に知性が…さすがすぎる。 どの章にもはっと気づきをもらいました。読んで良かった。 恋の章では、女性の感性や社会的価値の移り変わり。家族の章では文化・歴史的、社会...

東さんと穂村さんの対談本。鑑賞の手助けではなく、「こんなのもあるよ」「このカテゴリーならこれは?」みたいな。軽い会話の中に知性が…さすがすぎる。 どの章にもはっと気づきをもらいました。読んで良かった。 恋の章では、女性の感性や社会的価値の移り変わり。家族の章では文化・歴史的、社会的な役割の変化。お金の章では物の豊富さと本当の貧しさ。 言葉や固有名詞の普遍性とノスタルジック効果、文字や音の表現などに触れている章もあり、 とても読んで面白かった。

Posted by ブクログ

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