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在宅無限大 訪問看護師がみた生と死 シリーズ ケアをひらく
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 医学書院 |
| 発売年月日 | 2018/12/25 |
| JAN | 9784260038270 |
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在宅無限大
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在宅無限大
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商品レビュー
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村上靖彦「在宅無限大 訪問看護師がみた生と死」 ・平均余命が59-63歳だった1950年、自宅で死亡した割合は82.5% 病院で死亡した割合は9.1%だった。 (とはいえただ医療施設外での死亡というだけで、今日的な意味でいう看取りが行なわれているわけではない。野垂れ死ぬ場所を選ぶ余裕は当人にも周囲にもなかった。このときはまだ医療や看護による看取りは病院の外へは伸びていない。) それが1975年には半々になり2005年自宅死は12.4%、病院死は78.4%となる。政府は2000年の介護保険導入をはじめ、在宅医療を推進する政策を打ち出し、自宅死の割合は徐々に増えている。こうしてその昔当たり前だった自宅死という行為は、一度なくなったあとで、復活(再帰)されることになった。 ・訪問看護には、ときには10年以上にわたり慢性期の疾患をケアする段階と、死ぬ間際の2〜4週間ほどの看取りの実践に区別されるという。 ①快適さ安楽を生み出すこと(苦痛緩和、孤立感を埋める) エピクロス『快を出発点として、われわれは、すべての選択と忌避を始め、また、この感情(快)を基準にしてすべての善を判断する』 家は当事者的で、個別の文明を築く。 我々は普段から病院という公共施設の外側にある自宅であくまで身勝手に、勝手気ままに暮らすことを選んだ。 治療治癒などという外側からの変化を受け入れず、生活習慣を変えずに慢性期となったひとの生と死に関わりつづけていく。 自分の孤立感を埋めるために、できることってなんだろう。 それぞれの責任(生と死)をまっとうするために。 その1人のわがままを尊重することは、一人ひとりの人生の厚みと個別性を尊重することでもある。 ・ひもじい寒いもう死にたい、不幸(精神疾患)はこの順番でくる ②小さな願いを聞きだし実現するちからを見極めること 一人では、願いを叶えてその人らしく死ぬのは難しい。支えるチームの力がなければ人は主体的に死ねない。衰弱を自覚した患者へ終末期(臨終)にどのような生活を望むのか、死を前にして細かく願望が確認されていく。 ③困難な状況を受容し応答すること 入院中に行われる延命治療により、患者とそのご親族方々はいつ死ぬのか分からないという戸惑い、無知、幻想、逃避が一緒になり、死が近いという状況(運命)に直面できず、行動がとれなくなっている。 ・予後告知の基となる淀キリ(淀川キリスト教病院)の在宅終末期プロセス表現 1ヶ月以内に衰弱の兆候がなにもなければ、その後1ヶ月先の体調も安定している。あれば、その後1ヶ月以内に亡くなる。 ・病人という他者に対して、健康的な私達ができるはずだったことのすべて 保清への手間を惜しまない。こころがける。五感(見た目、匂い、味、触感、聞こえ)
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在宅死は医療の普及によって成立した、は大切。訪問看護師さんの聞き取りから。むしろ哲学なのかもしれないけれど。だんだん、どんどん、がたがた。確かにそうだった。終末期の自己決定とは死に方の選択ではなく生き方のデザイン。ほっとしたり生き生きとできる体験の再発見、立ち戻り。過去に支えられて。看取りは、身体の安楽、家族にかかわる願い、運命に答えようとすること。なんか答えがすごい説得力があった。的確なアセスメントはバッドニュースであっても安心を与えてくれる、も。直面しないと始まらない、巻き込まれる。死は日常生活の脱落ではなく、日常生活の中の共同のプロセス。死期が願いを純化し、願いの実現が共同作業になる。一人で死ぬことであっても。衰弱の見極め、考えてることを引き出すこと。死を間際にした願いは社会的な自己と他者の水準にかかわる。
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訪問看護の実践現場で看護師が直面する死の需要過程(本人・家族…)を書いている。現象学者の著者による訪問看護師へのインタビューが中心となっており、粘っこいリアルを掬い出すかのような聞き手の問い・話し手の語り双方が見事でした。いま死が身近にない人にこそ勧めたい。
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