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娘について となりの国のものがたり
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娘について となりの国のものがたり

キム・ヘジン(著者), 古川綾子(訳者)

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娘について となりの国のものがたり

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 亜紀書房
発売年月日 2018/12/20
JAN 9784750515687

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商品レビュー

4

17件のお客様レビュー

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2024/11/01

「普通」とは。お母さんの「普通」に分かるところもあるけれど、あまり共感出来なかったかな。*なにかを知るというのは、なんて不安なことなんだろう。それでも訊かなければ。そうするしかない。問いかけて、また問いかけて、疲れ果てるまで問い続けられる人でなきゃならない。娘は私の子どもだから。

Posted by ブクログ

2024/09/24

『娘が母を殺すには?』で、唯一母親殺しに成功している作品なのではと評されていたので、読んでみた。 なるほどなぁ。確かにある意味そうなのかもなぁ。難しいなぁ。 視点は変わるけど、娘も母も、相手は違えど既存のシステムに自分の正義を大切にして立ち向かっていく姿勢がそっくりで、こういうと...

『娘が母を殺すには?』で、唯一母親殺しに成功している作品なのではと評されていたので、読んでみた。 なるほどなぁ。確かにある意味そうなのかもなぁ。難しいなぁ。 視点は変わるけど、娘も母も、相手は違えど既存のシステムに自分の正義を大切にして立ち向かっていく姿勢がそっくりで、こういうところも母と娘の関係をよく表しているなぁと思ってしまった。

Posted by ブクログ

2023/08/31

同性愛者の娘を受け入れられず、苦悩する母親の一人称で語られる物語。老人ホームで介護者として働く母。娘を理解できない苦しみや苛立ち、老いていく自身の不安を、介護を担当する老婆の姿と重ね合わせる。多様性を理解しているつもりでも、実の子どもが当事者だったら、簡単には受け入れるのは難しい...

同性愛者の娘を受け入れられず、苦悩する母親の一人称で語られる物語。老人ホームで介護者として働く母。娘を理解できない苦しみや苛立ち、老いていく自身の不安を、介護を担当する老婆の姿と重ね合わせる。多様性を理解しているつもりでも、実の子どもが当事者だったら、簡単には受け入れるのは難しいのが親心だろう。家族が後ろに繋がっていかない孤独や不安。自分の不寛容にどれだけ立ち向かえるのか。 辛く重い内容ではあるのだけど、一気に読ませてしまう力があった。

Posted by ブクログ

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