商品レビュー
3.3
15件のお客様レビュー
これはややこしい。科学者の不正であるわけだが。 自らを実験に使っている。船の板一枚を取り替えたものはオリジナルだが、すべてを取り替えたものは、はたして修理したものなのかという理屈から、テレポートを可能としたのだが、本当は原本である自分をどうするかという問題が残ったことを隠蔽する。...
これはややこしい。科学者の不正であるわけだが。 自らを実験に使っている。船の板一枚を取り替えたものはオリジナルだが、すべてを取り替えたものは、はたして修理したものなのかという理屈から、テレポートを可能としたのだが、本当は原本である自分をどうするかという問題が残ったことを隠蔽する。しかし科学者自身はまず生き残りたいので、科学者が結果二人になってしまう。そのいずれかと山師はビジネスの交渉をする。
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火星の古代遺跡は確かに出てくるのですが、大きくストーリーに関与することはないのです。ページ数の割には、盛り上がりに欠けると言わざるを得ないと思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「星を継ぐ者」以外のホーガン作品を読んでみたかったので手に取る。直前に読んだ「巨人たちの星」に引き続きまた神秘パワーに対する扱いが……と思わせておいての思わせぶりな暗示落ち。ただ残念ながら、そこは予想できてしまった。そんなことより魔法じみた科学技術があれこれ登場する点が面白いのでまあいいかという感じ。
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