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老いと記憶 加齢で得るもの、失うもの 中公新書2521
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老いと記憶 加齢で得るもの、失うもの 中公新書2521

増本康平(著者)

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老いと記憶 加齢で得るもの、失うもの 中公新書2521

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2018/12/19
JAN 9784121025210

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老いと記憶

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商品レビュー

3.9

12件のお客様レビュー

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2024/11/29

若い頃に比べて、覚える力が落ちてきたと痛感することが多い。そんな意識のなかで、目に止まったのが本書である。副題に「加齢で得るもの、失うもの」とあり、得るものって何だ?と興味をもつ。 車を停めた場所は忘れても、車の運転は忘れない、などわかりやすい対比で、衰える記憶と衰えない記憶を解...

若い頃に比べて、覚える力が落ちてきたと痛感することが多い。そんな意識のなかで、目に止まったのが本書である。副題に「加齢で得るもの、失うもの」とあり、得るものって何だ?と興味をもつ。 車を停めた場所は忘れても、車の運転は忘れない、などわかりやすい対比で、衰える記憶と衰えない記憶を解説していく。脳の構造と部位による働きに触れ、特定の部位に障害を受けた結果、別の人格に変わったという驚きの症例が紹介されている。記憶は記録でない、という名言は、記憶が解釈によって書き換わってしまうという例示に納得する。ヒトの脳の進化で、記憶が発達してきた過程には、社会性を持って進化してきたことに重要な意味があるのだろうと考えさせられた。

Posted by ブクログ

2024/05/02

記憶と一口に言ってもいろいろな種類があるが、老化により影響を受けやすい記憶とそうでない記憶があるそう。情報処理に必要なワーキングメモリーは影響を受けやすいとのことなので、徐々に読書スピードが遅くなってきているみたいなのもむべなるかな

Posted by ブクログ

2023/10/13

 加齢による記憶能力の変化に関する知見を中心に解説し、そこにあるネガティブな側面とポジティブな側面の双方に注意を向けることで、人間が歳を重ねることの意味について幅広くアプローチしている。  解説に際しては必要に応じて専門的内容に踏み込むこともあるが、主として論じられるのは誰にとっ...

 加齢による記憶能力の変化に関する知見を中心に解説し、そこにあるネガティブな側面とポジティブな側面の双方に注意を向けることで、人間が歳を重ねることの意味について幅広くアプローチしている。  解説に際しては必要に応じて専門的内容に踏み込むこともあるが、主として論じられるのは誰にとっても他人事ではないところの「老い」との向き合い方、捉え方についてであり、扱われるトピックは最終的に全て現実生活に立脚したテーマへと収束していくように書かれている。  思い込みを含めた「老い」への認識を、より良い方向へと変えてくれるかもしれない一冊。

Posted by ブクログ