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国家と教養 新潮新書
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国家と教養 新潮新書

藤原正彦(著者)

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国家と教養 新潮新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2018/12/15
JAN 9784106107931

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商品レビュー

3.9

45件のお客様レビュー

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2024/05/18

数学者であり世界各国のいわゆるエリート層ともかかわりの深い著者が「教養」の歴史を紐解きながら各時代の社会の中でどのような役割を演じていたか、もしくは演じられなかったかを解説し、それを元に現代社会への警鐘を鳴らしている。 内容は良いと思うが、著者の国際社会への見方は少々偏りがあり...

数学者であり世界各国のいわゆるエリート層ともかかわりの深い著者が「教養」の歴史を紐解きながら各時代の社会の中でどのような役割を演じていたか、もしくは演じられなかったかを解説し、それを元に現代社会への警鐘を鳴らしている。 内容は良いと思うが、著者の国際社会への見方は少々偏りがありその部分は話半分に聞くべきかなと思った。 特に事実認識と意見が混在しているときがあり、他に見方があるかもしれないのに断定的なのがちょっとなと思った。 とはいえ、その部分に目をつぶれば数学者ならではの雑学やスベッても気にしないユーモア(笑)もあり、楽しめる部分も多かった。 教養に関しては知識、情緒、形(徳目)を実生活に活かすべしというのがあり、それは同意である。 所謂、論語読みの論語知らずという奴だ。 あとはやはり読書は大事なようである。

Posted by ブクログ

2023/12/09
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※このレビューにはネタバレを含みます

私は大分の唐揚げが大好きだ。 でも、それを食べなくても幸せに生きれる。 そして、大分の唐揚げを食べずに人生を終える人を 心底気の毒だと思う。 誰かにとっての唐揚げは、なくてもいいもの。 誰かにとっての唐揚げは、人生を最高においしくする。 教養のとらえ方は、こういうことなんだと思う。 そして教養は、そんなことあるのか、というモノの見え方を広げて、考える人を作ってくれる。 その教養は体験でも読書でも深まる。 ただ、読書をさけては深められないんだということを著書の中で明快に示してくれてます。 そして縁遠い国家という言葉。 そこで国家を、大分の唐揚げ、と強引に言い換えてみた。 グッと近づいた。 「大分の唐揚げを後世に残したい。」 なんだか可愛くもあり、かっこよくもあり、 私の言いたいことに他ならないです。 きっと、ここに行きつけたのは読書した成果だと思う。

Posted by ブクログ

2022/09/25

教養は本質を見出し価値基準を構築するためのものである。昨今、日本国を含む各国は、利益追従型の経済を求め、教養が失われた。国家としての体が損なわれている。今こそ、人文、社会、科学、大衆文化的教養を改めて、読書を通じて取得していくべき。 ※教養と国ごとの関連性の歴史は理解はするものの...

教養は本質を見出し価値基準を構築するためのものである。昨今、日本国を含む各国は、利益追従型の経済を求め、教養が失われた。国家としての体が損なわれている。今こそ、人文、社会、科学、大衆文化的教養を改めて、読書を通じて取得していくべき。 ※教養と国ごとの関連性の歴史は理解はするものの、大筋の流れの中で、歴史を語った流れの結びつけが少々理解が難しいように感じられた。

Posted by ブクログ