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NHKラジオ深夜便 絶望名言
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NHKラジオ深夜便 絶望名言

頭木弘樹(著者), NHK〈ラジオ深夜便〉制作班(著者)

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NHKラジオ深夜便 絶望名言

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 飛鳥新社
発売年月日 2018/12/11
JAN 9784864106573

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NHKラジオ深夜便 絶望名言

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商品レビュー

4.1

32件のお客様レビュー

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2024/05/26

NHKラジオ「ラジオ深夜便」の1コーナーを書籍化したものです。タイトルに惹かれました。 番組ディレクター根田さん曰く 「死が救いに思われるほどの絶望をすくいとって言葉にしていく」 傷口に塩を塗る名言ばかりですが、なぜか笑ってしまいます。あれ、まだ絶望までいってないのかな、って。...

NHKラジオ「ラジオ深夜便」の1コーナーを書籍化したものです。タイトルに惹かれました。 番組ディレクター根田さん曰く 「死が救いに思われるほどの絶望をすくいとって言葉にしていく」 傷口に塩を塗る名言ばかりですが、なぜか笑ってしまいます。あれ、まだ絶望までいってないのかな、って。 象徴的なカフカの名言を。 「将来にむかって歩くことは、僕にはできません。 将来にむかってつまずくこと、これはできます。 いちばんうまくできるのは、倒れたままでいることです。」

Posted by ブクログ

2024/05/24

とてもいい本。 NHKだから大真面目に古典文学についてラジオで語っているのかと思いきや、 あまりに絶望すぎて笑っちゃってる部分もあり。 最初は特番だったが自然に人気が出てレギュラー化したというのもいい。 ラジオなので「絶望音楽」が入るのもいい。 レコード会社の宣伝の為の曲でなく...

とてもいい本。 NHKだから大真面目に古典文学についてラジオで語っているのかと思いきや、 あまりに絶望すぎて笑っちゃってる部分もあり。 最初は特番だったが自然に人気が出てレギュラー化したというのもいい。 ラジオなので「絶望音楽」が入るのもいい。 レコード会社の宣伝の為の曲でなく、パーソナリティが選曲してその歌詞がいかに絶望的かを解説している。 著者がちゃんとした文学者ゆえに各作家の生き様やその言葉の背景なんかの説明を丁寧にしてくれて染みる。 「無能、あらゆる点で、しかも完璧に。」 とかそんな言葉の後に、「カフカは平穏な人生を送っていて、サラリーマンとして順調に出世もしていますし、恋人もいて、親友もいたんですね。」とかギャップもいい。 一方でドストエフスキーは刑務所で死刑判決を経験してたりとか。 「立ち直るんではなく、絶望したまま生きていく」 「倒れたままで生きていく、あるいは半分倒れたままで生きていく。」 弱者に寄り添ってるなあと思う。 登山する時の命綱の例えが説得力あった。 「使っていない時は、ただぶらんと下がっていて、いらないもの」「でも、それがないと、いざという時、大変」 「そういう命綱的なものが、ひとつには読書であり、こういう話をしておくこと」 精神や内臓の病気に対し、メンタルで直せという他者がいかに無理を言っているかの説明も分かりやすい。 「たとえば、強い衝撃を受けたら、どうしたって骨は折れる」「いくらポジティブだって、折れる時は折れる」 「また、いくら前向きなポジティブな気持ちでいても、折れた骨がすぐにつながるというふうにはいかない」 「ところが、内臓の病気とかだと、どうしても、なんか気の持ちようで治るみたいに言われやすいんです。気の持ちようで、骨はすぐつながるよって言う人はいないんですけど、内臓とかは(中略)なんか精神力で治せるような気にもなってしまうんですね。」 人間の多面性の説明も例えが秀逸。 よく明るい人は暗くなくて、暗い人は明るくないと、どっちか一方のように思われるけども、両方を内在している人も多い。 絵画に使用される金色のすごいきれいな輝きを出している部分は、白と黄色の他に黒がベースになっているそうだ。

Posted by ブクログ

2024/03/20

なぜ私がこの本にたどり着いたかというと、絶望していたからである。 絶望している人にとってポジティブ系の名言は、正直しんどい、聞いててキツい、暑苦しい、もうやめてくれ、ほっといてくれ、という具合に状況を悪化させかねない。 そこでこの「絶望名言」の出番である。 若くして長い闘病生活を...

なぜ私がこの本にたどり着いたかというと、絶望していたからである。 絶望している人にとってポジティブ系の名言は、正直しんどい、聞いててキツい、暑苦しい、もうやめてくれ、ほっといてくれ、という具合に状況を悪化させかねない。 そこでこの「絶望名言」の出番である。 若くして長い闘病生活を送った著者の救いとなった、文豪たちの「絶望名言」が収められている。 文豪たちの絶望が深すぎて逆に笑えてくるという、今までにないヒーリング体験が味わえる。

Posted by ブクログ

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