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大阪的 「おもろいおばはん」は、こうしてつくられた 幻冬舎新書521
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
| 発売年月日 | 2018/11/30 |
| JAN | 9784344985223 |
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商品レビュー
3.3
19件のお客様レビュー
井上章一の大阪論、これはなかなかに“ひねりの効いた一冊”である。 これまで著者は京都を相手に、やや意地悪なまでの観察眼を向けてきた印象がある。それだけに、今度も同じ調子で大阪を料理するのかと思いきや、出てきたのはまさかの擁護論。これがまず面白い。 もっとも、その擁護の仕方がい...
井上章一の大阪論、これはなかなかに“ひねりの効いた一冊”である。 これまで著者は京都を相手に、やや意地悪なまでの観察眼を向けてきた印象がある。それだけに、今度も同じ調子で大阪を料理するのかと思いきや、出てきたのはまさかの擁護論。これがまず面白い。 もっとも、その擁護の仕方がいかにも井上流である。正面から「大阪は素晴らしい」と持ち上げるのではなく、「そもそも世間が思っている大阪像って、本当なのか?」と足元から崩していく。 たとえば「大阪人はおもろい」という、あまりにも有名なステレオタイプ。ボケればツッコむ、ツッコまれればボケ返す――そんなテンポのいいやり取りが日常的に繰り広げられている、というイメージである。 しかし著者は、さらりと言う。「そんなわけがない」と。 考えてみれば当たり前の話で、大阪にだって無口な人もいれば、冗談の通じない人もいる。にもかかわらず、なぜ「大阪人=おもろい」という図式がここまで強固に定着したのか。その原因を、テレビ、とりわけ在阪局の番組作りに求めるあたりが、この本の真骨頂である。 予算の限られたローカル局が、スターではなく素人を使い、「面白い瞬間」だけを切り取って放送する。すると視聴者は、それを“大阪の日常”だと思い込む。さらに取材される側も、「こう振る舞えば映る」と学習し、期待されるキャラクターを演じるようになる――。 なるほど、イメージとはこうして“作られる”のか、と妙に納得させられる。 同様に、本書は「阪神ファンの熱狂」や「商人のがめつさ」、さらには大阪の“エロ文化”に至るまで、いかにもそれらしく語られてきた数々の通説を、軽やかに、しかし容赦なく解体していく。 とはいえ、学術書のように堅苦しいわけではない。むしろ語り口は終始軽妙で、どこか酒場談義の延長のような気安さがある。読んでいるうちに、「それ、わかる」と膝を打ったり、「いやいや、それは言い過ぎでは」と苦笑したり、そんな心地よい揺さぶりが続く。 結局のところ、本書が提示しているのは「大阪論」というより、「イメージとの付き合い方」なのかもしれない。 人はとかく、分かりやすいラベルに安心してしまう。「大阪人はこういうもの」「京都人はああいうもの」といった具合に。しかし、そのラベルの裏側には、いくらでも例外や多様性が潜んでいる。 その当たり前の事実を、少し皮肉を効かせながら思い出させてくれる――そんな一冊である。
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大阪は、テレビの影響で下品なレッテル貼られがちなのかもしれないが、実際ブルジョワなかんし? 知らんけど
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第49回アワヒニビブリオバトル「商売繁盛」出張!@古書みつづみ書房で発表された本です。 2019.02.09
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