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書店猫ハムレットの挨拶 創元推理文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2018/11/21 |
JAN | 9784488286064 |
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書店猫ハムレットの挨拶
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書店猫ハムレットの挨拶
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商品レビュー
3.5
6件のお客様レビュー
『書店猫ハムレットの挨拶』 著者 アリ・ブランドン 訳者 越智睦(おち むつみ) 黒猫ハムレットとダーラの冒険最終章、読み終えてしまいました。(第五弾、本書で完結です。) ネタバレにならないよう、少しだけ感想を述べます。ダーラの経営するニューヨークのブルックリンにある書店では...
『書店猫ハムレットの挨拶』 著者 アリ・ブランドン 訳者 越智睦(おち むつみ) 黒猫ハムレットとダーラの冒険最終章、読み終えてしまいました。(第五弾、本書で完結です。) ネタバレにならないよう、少しだけ感想を述べます。ダーラの経営するニューヨークのブルックリンにある書店では、稀覯本のオンラインショップや、コーヒー・バーも順調そうな傍ら、友人の警察官リース刑事とコニー・カペロの結婚式の準備の手伝いも忙しそうです。 書店猫のハムレットは相変わらず、悠々と店内を見渡しているかのような存在感です。 そんな日常に、またまた近所で事件が?!今回は隣人のミスター・プリンスキが亡くなってしまいます。老衰かとも思われましたが、警察は調査を始めます、、。 ブライダルショップの経営者ダニエルと従業員のヴィニーの兄弟の間の複雑な家庭環境、 ネットオークションに出していた稀覯本、ナサニエル・ホーソーン作『大理石の牧神』を欲しいと言ってきた怪しい雰囲気の男と、時を同じくしてプランスキ夫妻がエステート・セールで手に入れた本を仕入れていた中にも、同じタイトルの新しい版の本が見つかります、、、key wordはー秘密信託ー。 一方で恋の話も多めかな〜 リースとコニーの結婚準備の他にも、亡くなったミスター・プリンスキの妹のメアリーアンやダーラ、(ジェイクにも!)そして、ハムレットにもオフィーリアが登場します。登場人物のバランスをとるかのように恋バナがちらつきながら、賑やかな展開がありますね。ーこれくらいに、しておきますね。ー 全てが落ち着き、穏やかな日常に戻て、ダーラとハムレットは一緒にケーキを食べながら談笑しているかのようですね。これからも親友ですね。(*´︶`*) 愉しいシリーズをありがとうございました。 (次は別名義の〈探偵ダ・ヴィンチ〉シリーズが出ていますね、気になります、、。)
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書店猫ハムレット、完結編。完結って言っても、これからもダーラの慌ただしい日常は続くんだろうなという、良い終わり方でした。ただ隣人のミスター・ブリンスキーが今回は被害者。ブリンスキー兄妹の過去や、稀覯本に隠された遺言書など、何だか取ってつけたような事件だったので、それだけで身近な人が犠牲になって居なくなると寂しい。無理に殺人事件を起こさなくても、良かったんじゃないかなあと思ってしまった。そしてリース刑事の婚約者、コニーはいわゆる構ってちゃんで、悪気はないけどその分タチが悪い。読んでいても私までイラッとした。あのまま無理矢理結婚(たぶん出来なさそうだけど)しても上手くいかないだろうなあ。だからと言ってダーラとリースも噛み合わないと思うけど。そんな未来を想像してしまう、楽しいシリーズでした。
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アメリカの作家「アリ・ブランドン」の長篇ミステリ作品『書店猫ハムレットの挨拶(原題:Twice Told Tail)』を読みました。 ここのところ、アメリカの作家の作品が続いています。 -----story------------- さようなら「ハムレット」……。 大人気の黒猫...
アメリカの作家「アリ・ブランドン」の長篇ミステリ作品『書店猫ハムレットの挨拶(原題:Twice Told Tail)』を読みました。 ここのところ、アメリカの作家の作品が続いています。 -----story------------- さようなら「ハムレット」……。 大人気の黒猫の名探偵シリーズ完結編! 稀覯本のオンラインショップやコーヒー・バーが順調なニューヨークの書店。 オーナーの「ダーラ」は、書き入れどきの感謝祭を目のまえに張り切っていた。 片や書店のマスコットの黒猫「ハムレット」は、相変わらず気ままに店内で昼寝したり、シャーと威嚇したり。 充実した日々を送っていた「ダーラ」だが、近所でとんでもない事件が発生してしまい……。 大人気の黒猫名探偵シリーズ、完結編! 訳者あとがき=「越智睦」 ----------------------- 2016年(平成28年)に発表された「書店猫ハムレット(Black Cat Bookshop Mystery)」シリーズの第5作… 最終作となる作品です。 実験的にはじめた稀覯本のオンラインショップや、新設したコーヒー・バーなどが順調で、それなりに繁盛しているニューヨークの書店・ペティストーンズ・ファイン・ブックス… オーナーの「ダーラ・ペティストーン」は、書き入れどきの感謝祭を目の前にして張り切っていた、、、 一方で、書店のマスコットの黒猫「ハムレット」は、相変わらず気ままに昼寝をしたり、シャーシャーと威嚇したり… そんな充実した日々を送っていたが、隣家の「プリンスキ兄妹」宅で殺人事件が発生して……。 読みやすくて気楽に愉しめる正統派のコージーミステリでしたね… ある人物が、犯人か捜査関係者しか知らないはずのことを話したことにより、途中から真犯人は予想ができたので、終盤は動機を確認しながら読んだ感じ、、、 古書に隠された秘密は、書店を舞台にした物語にぴったりだったし、名探偵・黒猫「ハムレット」の活躍も微笑ましくて、好感が持てる作品でした… 第1作から第4作も読んでみたいな。
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