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雨上がり月霞む夜
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雨上がり月霞む夜

西條奈加(著者)

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雨上がり月霞む夜

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2018/11/17
JAN 9784120051395

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商品レビュー

3.8

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みんなの感想まとめ
  • 大坂商人の友情
  • 不穏な幻想世界
  • 幼なじみの絆
  • 妖と人間の交流
  • 兎の毒舌遊戯
  • 幻想的連作短編集
  • 火事からの再生
  • 不可解な事象の連鎖
  • 江戸時代の物語
  • 心に響く言葉

幻想的で不穏な雰囲気が漂うこの連作短編集は、大坂の商人・上田秋成と幼なじみの雨月、そして妖の兎・遊戯との関係を描いています。火事で全てを失った秋成が雨月に寄寓することで、彼の人生に変化が訪れ、物語は不可解な事象へと進んでいきます。秋成と雨月の距離感や、遊戯とのやり取りが独特の空気感を生み出し、読者を引き込む要素となっています。特に、雨月の言葉や秋成の心情が響くシーンは印象的で、物語全体のバランスも見事です。幻想的な要素と友情の深まりが織り交ぜられ、心に残る作品となっています。読者は遊戯の可愛らしさや毒舌に癒されながら、深いテーマにも触れることができるでしょう。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2025/11/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

雨月物語は読んだことがない。 だがそれでも充分に面白い。 ここからネタバレ↓↓ 「我の強い者は、そのぶん孤独も深まる」 この一文が肝だったと感じる。 私の話になるが、既婚者でありながら度々苛まれる孤独感を相手のせいにしており、そうかなるほど結局は自我の強さが原因だったかと、かなり痛く言葉が刺さった。 登場人物はどれも孤独という共通点がある。 中でも一番切なかったのは『修羅の時』の悠然の息子、三十郎だ。 若殿の悠之進を毒殺したと謀反の疑いを掛けられ逃げた父。 命を受け、父を探し出し切腹せよと迫る息子。 そんな場面ですら父はこのまま死んだら若殿に顔向け出来ぬと悠之進を一番に想う。 その時の三十郎の心情は描かれていないが、自分より悠之進を大事に想う父親にどれだけ傷付けられたか。 悠然の身勝手な心持ちに腹が立った。 悠之進、悠之進と一番近くに居るはずの家族の事を何も思い遣っておらず、そんな父と一緒に居た三十郎の孤独さは私の孤独感と重なるところがあり、余計に同情してしまった。 一話一話に身勝手な人物が登場するが、この悠然が一番身勝手だと感じたのは同情ゆえか。

Posted by ブクログ

2025/07/02

香具波志庵に居候している秋成と、庵にすむ雨月とは幼馴染である。そこへ妖の子兎、遊戯が同居することになる。読み進めていくうちに、雨月は人ではない?と思い始めるのだが、顛末は最終章に。中盤からは、雨月の望みが何か気になって仕方ない。 遊戯にボロクソに言われながらも、日々まっとうに迷い...

香具波志庵に居候している秋成と、庵にすむ雨月とは幼馴染である。そこへ妖の子兎、遊戯が同居することになる。読み進めていくうちに、雨月は人ではない?と思い始めるのだが、顛末は最終章に。中盤からは、雨月の望みが何か気になって仕方ない。 遊戯にボロクソに言われながらも、日々まっとうに迷いながら生きる秋成と、悟り切ったような雨月の対比も面白い。ラストでタイトルの意味と繋がり納得。あちらとこちらの境目の物語。

Posted by ブクログ

2023/04/01

単に「月」とタイトルにあること、妖が出てくること。そこに惹かれて読み始めたが。。 文体があわないのか? リズムが違うのか? 読むのに時間がかかってしまったな。。 途中、何度となく辞めようか?と思ったりしたが、なんとなく、最後まで読んでみたい。という思いもあり、それが勝った。 が...

単に「月」とタイトルにあること、妖が出てくること。そこに惹かれて読み始めたが。。 文体があわないのか? リズムが違うのか? 読むのに時間がかかってしまったな。。 途中、何度となく辞めようか?と思ったりしたが、なんとなく、最後まで読んでみたい。という思いもあり、それが勝った。 が、残り3分の2くらいで、一気にリズムに乗れた感。 あの読めない期間はなんだったのだろう。。 これ、「雨月物語」を実際に読んでいたら、始めから楽しめただろうな。。 それが少しもったいなさを感じる。 口の悪い遊戯。 でも、この妖、結構好きだな。。 雨月から委任された見守り役。 もしかしたら、今も、「雨月様の物語がこんな形で世に出ている。さすがは雨月様!」と、思っているのかしら?

Posted by ブクログ

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