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研究者のコピペと捏造
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 樹村房 |
発売年月日 | 2018/11/09 |
JAN | 9784883673131 |
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商品レビュー
3
4件のお客様レビュー
同著者の『コピペと捏造』はフィクションやジャーナリズムとか中心だったけど、こっちは学者たちの話が中心。これも資料価値がある。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
タイトル通りの内容。 研究者の不正について、多くの事例をもとに考察する。 研究者が不正を働くパターンは大きく分けて三つある。 〜根っからのペテン師嘘つき 〜たまたま不正に手を染めた結果後戻りできなくなった小心者 〜小さな不正を不正と思わない呑気者 過去には様々な不正の報告例があり、種類としては、 -盗作、盗用、剽窃 -データ洗浄画像操作と捏造 -成果の横取り -共著者の問題 -研究論理の逸脱 -研究者の不正などなど 時々不正の問題がニュースになるが、これは氷山の一角であり、実際はもっと多くの不正が行われている可能性がある。不正の種類は、理系と文系では違いがあり、文系は文章のコピペ。理系は、データや画像の改ざんが多いらしい。理系の論文は、著作権の該当範囲が狭く、文章の類似性については、あまりうるさく言われない。実験結果の考察は、同じような結論になるからだ。 マスコミが自分の感覚や一般的なモラルで不正を書き立てるのは問題であり、研究者間のルールを理解すべきと言う。 研究者の世界は知らないことが多く、いろいろと勉強になった。研究というのは、高度な専門知識を駆使して行う活動であり、携わる人たちも高度なモラルを持っていると考えがちだが、実際は世間と同じレベルの道徳しか持っていない。だからこそ、研究者の不正防止の仕組みが必要ということだ。
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