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僕らは奇跡でできている(上) 扶桑社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 扶桑社 |
| 発売年月日 | 2018/11/08 |
| JAN | 9784594081065 |

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僕らは奇跡でできている(上)
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商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
高橋一生演じる、少し変わった大学講師・相河一輝が、周りの人たちと関わりながら成長していくヒューマンストーリー。脚本は「僕の生きる道」や「僕と彼女と彼女の生きる道」の橋部敦子。主演が高橋一生、助演が榮倉奈々ということで、面白そうだな、という軽い気持ちで見始めた。結果、めちゃくちゃよかった。盛り上がる場面は多くないが、固定概念やこうあるべきという常識に静かに訴えかけてくる内容で、心にじわじわくるドラマ。人生の中で何度も見返したくなる作品。(実際もう3回は見た。)このドラマで一番いい味を出しているのは、榮倉奈々演じる“the優等生”の水本先生。歯科医として親から受け継いだクリニックを経営しながら、料理教室に通い、中国語を学び、審美歯科のクリニックまで立ち上げる。とにかく何事にも一生懸命。ただ、その頑張りが常に空回りしていて、心に余裕がない。そんな状態のときに一輝と出会い、最初は彼のマイペースさにイライラしてばかり。正直、怒りすぎていて見ていて痛々しいと感じる場面もある。だが、時間をかけて少しずつ考え方が変わっていく。その変化がちゃんと表現されていて、さすが榮倉奈々と思わされる。特に印象に残っているのは、水本先生が紆余曲折を経て、本当の自分と向き合うシーン。「自信がないんです。自信がないから、本当の気持ちが言えなくて。全部自分でぶち壊すようなことしかできなくて。自信がないから、自分がどうしたいかより、他人にどう思われるかが重要で。こうしなきゃダメ、ああしなきゃダメって、いつも自分を責めて。そうやって、自分をいじめてました。相河さんの言うとおりです。自分はすごいって証明したいんですよ。本当は自信がないから。本当は自分が嫌いみたいです。どうやったら自分と仲良くなれるんですか。」努力してきた理由が前向きさではなく、自信のなさの裏返しだったと気づく場面が、とても切ない。自分を好きになれないまま努力を重ね、他人に認められようとすると、際限がなくなる。どれだけ頑張っても虚無感は埋まらず、苦しさだけが残る。水本先生の姿を通して、そういう生き方の癖に気づかされる。 水本先生は常に「こうしなきゃダメ」「周りから変だと思われる」という他人の価値基準で動いている。それに対して一輝は、自分の好きなことにまっすぐで、その結果、周囲からは変わり者に見られる。この対照的な二人が関わり合い、少しずつ価値観が揺さぶられていく過程がとても面白い。別の場面では、一輝が「水本先生のすごいところを100個言えます」と言い、「時間を守ります。歯の治療をします。」と一つずつ挙げていく。それに対して水本先生が「それって誰でもできることですよね?」と返すと、一輝は純粋にこう聞く。「誰でもできることは、すごくないんですか?」小さい頃から、できないことがたくさんあった一輝にとって、みんなが普通にできることは、当たり前ではなくすごいことだったのかもしれない。たか、その考え方から誰かが決めた普通のハードルを、勝手に高くして、自分の首を絞めていたのは自分だった、と気づかせてくれる。空気を読んで、成果を出すことが求められる現代人に、深く刺さるドラマではないかなと思う。この作品はタイトル通り、「自分たちが生まれてきた確率は奇跡に近い」という人生賛歌を描いている。生まれた時点ですでに奇跡で、ただ生きているだけで十分すごい。そんな“人類全肯定ドラマ”。最初の数話は、一輝という人物を描くためにスローな立ち上がりで「本当に面白いのか?」と感じるが、6話以降、伝えたかったのはこれかと腑に落ちる構成になっている。内容が面白いだけに人気が出なかったのはかなり勿体ない。。。そして主題歌のSUPER BEAVERの予感も内容にぴったりで最高です。
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2019.12.8 【感想】 ドラマが大好きで読んでみた! ほとんど脳内でドラマが再生されて楽しかったし、やっぱり温かい気持ちになれる 特にウサギとカメの話が好き カメは競争ではなく進むことを楽しんでいて、ウサギは自分をすごいんだって証明したい どっちが良い悪いはないと思うけれど、カメになりたい 存在しない「誰か」を意識して、自分の気持ちを無意識に抑え込んでしまう人もいる一方、「誰か」の後押しがあってやりたいことに対して素直になれる人もいる でもどっちにしろ「自分」がどう思ってるのかと素直に向き合うことが大切なんだろうなあ、と 【印象に残った言葉】 歯を抜かなくちゃいけない一輝に対して、義高が「よかったな」「歯のありがたみ、わかったろ」と返すところ →きっと何か起こることに意味はあって、それを意識できることって難しいけれど、できたら日々がもっと幸せになるんじゃないかと希望をくれるやりとり
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