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変化球男子 鈴木出版の児童文学 この地球を生きる子どもたち
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変化球男子 鈴木出版の児童文学 この地球を生きる子どもたち

M.G.ヘネシー(著者), 杉田七重(訳者)

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変化球男子 鈴木出版の児童文学 この地球を生きる子どもたち

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 鈴木出版
発売年月日 2018/10/30
JAN 9784790233435

変化球男子

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商品レビュー

4.3

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2024/03/11

昨今のYA文学では、ジェンダー(トランスジェンダー)をテーマとしたものも少なくありません。 私がはじめて「性同一性障害」の存在を知ったのは「3年B組金八先生」で上戸彩が「性自認が男子の女子生徒」を演じたときでした。 地震の性自認や性的志向は極めて個人的な問題ですから、それぞれ...

昨今のYA文学では、ジェンダー(トランスジェンダー)をテーマとしたものも少なくありません。 私がはじめて「性同一性障害」の存在を知ったのは「3年B組金八先生」で上戸彩が「性自認が男子の女子生徒」を演じたときでした。 地震の性自認や性的志向は極めて個人的な問題ですから、それぞれの当事者にそれぞれの苦悩と幸せがあるのだと思います。 この作品の主人公のシェーンが直面する、「周りに女子だとばれること」「その”異質”な自分の正体を知った時に親友が離れてしまうのではないかという不安」「学校や野球チームといった居場所がなくなることの恐怖」などが鮮明に描かれていますし、周囲の人々に支えられながら成長してゆく主人公の姿はYA文学の良さを感じることができます。 読者としては、シェーンの心情に共感するというよりも、彼の姿を追いながら、「周囲の人がどのように振る舞ったことで主人公が傷ついたのか」という経験を参考に他者への思いやりや優しさを身につける、ということになるのでしょうか。その人が、その人らしくあるために「周囲の承認」も「許可」も必要ありません(ドラマ「梨泰院クラス」でも似たようなメッセージが描かれていましたが)。 とはいえ、実際にはこの作品のようなエンディングを迎えることができる「幸運な」当事者は多くないでしょうし、YA小説とはいえ(だからこそ?)もう少しリアルな「人間が異質な他者を排除しようとする」姿があった方が良かったのかな、とも思います。

Posted by ブクログ

2024/02/01

トランスジェンダーの主人公が、周りの人の言葉や態度に傷つき、この世の終わりのように感じて部屋から出られなくなってしまう。しかし、そこから救い出してくれたのも、やはり人なんだ! 人は、自分とは異質なもの、よくわからないものを恐れ排除しようとするけれど、そうしないためにはまずは知るこ...

トランスジェンダーの主人公が、周りの人の言葉や態度に傷つき、この世の終わりのように感じて部屋から出られなくなってしまう。しかし、そこから救い出してくれたのも、やはり人なんだ! 人は、自分とは異質なもの、よくわからないものを恐れ排除しようとするけれど、そうしないためにはまずは知ることが大切だと強く思う。そして、主人公の親友がそうしたように、周りに流されず自分でしっかり考えて判断できるようにしたい。

Posted by ブクログ

2023/11/07

 野球に夢中なシェーンの心は男。パパの再婚や友人関係、思春期のゴタゴタにも自然に立ち向かう。応援してくれる大人や友人がいるから! #中高生

Posted by ブクログ

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