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戒名探偵 卒塔婆くん
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戒名探偵 卒塔婆くん

高殿円(著者)

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戒名探偵 卒塔婆くん

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2018/11/02
JAN 9784041074244

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商品レビュー

3.6

38件のお客様レビュー

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2024/05/19

誰も死なないミステリー。いえ、お亡くなりにはなっているけれども、もう亡くなってだいぶ経ちます。なんたって戒名に纏わる話だからね。 三篇の短編と一篇の中編を収録。中編の終盤ではうるっとも有り〼。 キャッチーなタイトル、テーマ、キャラクターなので漫画になりそう。キャラが漫画的なだ...

誰も死なないミステリー。いえ、お亡くなりにはなっているけれども、もう亡くなってだいぶ経ちます。なんたって戒名に纏わる話だからね。 三篇の短編と一篇の中編を収録。中編の終盤ではうるっとも有り〼。 キャッチーなタイトル、テーマ、キャラクターなので漫画になりそう。キャラが漫画的なだけでなく、文体もチャラめの男子高校生の一人称でライト。the ラノベと言った感じ。 おそらく戒名探偵くんに推理をお願いするために話の展開上仕方ないんだと思うけど、ちょっと強引で横暴で話を聞かないキャラクターが出てくるのと、ところどころ理解できない価値観が入っていて論理が飛躍しているように感じるのが、個人的には少し読みづらかった。 戒名どころか現行の仏教のことは日本史レベル(起源など)しか知らないので勉強になった。本作の初出は10年以上前だけど、その頃から我が家のようにお墓も戒名もいらないという人、増えてたんだなあ。何代にも渡って定住している人で無ければお寺とゆかりなんてないだろうし、お墓の管理していくのも一苦労だもんね。 有名そうな和菓子の名前がたくさん出てくるので、甘いもの好きならきっと和菓子が食べたくなること請け合い。私は和菓子は苦手なので、代わりにいい玉露が飲みたくなりました。 【少しネタバレ】 「戒名探偵」というタイトルだから、毎回戒名を手がかりに謎を解き明かすのかと思いきや、そういう展開は一篇目だけ。他のお話でも戒名は出てくるには出てくるけど、少し思ったのと違う展開。最後の中編は、遺産関係のお家騒動がメインなので私は苦手だった。でも終盤いい話だったので、読後感はまあまあ爽やか。

Posted by ブクログ

2024/04/11

戒名探偵だなんて、ずいぶん地味なテーマ…と思いつつ、この作家は、「トッカン」シリーズをだいぶ前に面白く読んだので、つい手に取った。 無宗教な私でも、仏教やお寺のこと、お釈迦様や如来様⁉︎戒名の仕組みが分かって、面白く、後半に向けて、謎めいていく展開も。 お墓って不吉な印象だった...

戒名探偵だなんて、ずいぶん地味なテーマ…と思いつつ、この作家は、「トッカン」シリーズをだいぶ前に面白く読んだので、つい手に取った。 無宗教な私でも、仏教やお寺のこと、お釈迦様や如来様⁉︎戒名の仕組みが分かって、面白く、後半に向けて、謎めいていく展開も。 お墓って不吉な印象だったけど、これからはそあでもなくなるかな。

Posted by ブクログ

2024/01/05

ラノベ風なタイトルとノリに敬遠されてしまう方もいるかもしれませんが、構成もしっかりしていてとてもおすすめの小説です。 お寺の息子の主人公と、高校の同級生で戒名をみればその人の人生や亡くなった時期経緯を読み取れる同級生(戒名探偵の外場くん)の話です。 前半は短編集。お寺への依頼を読...

ラノベ風なタイトルとノリに敬遠されてしまう方もいるかもしれませんが、構成もしっかりしていてとてもおすすめの小説です。 お寺の息子の主人公と、高校の同級生で戒名をみればその人の人生や亡くなった時期経緯を読み取れる同級生(戒名探偵の外場くん)の話です。 前半は短編集。お寺への依頼を読み解いていきさくさくと読めますし、戒名が読み解かれていく経緯がすっきり楽しめます。 後半は中編小説。とある大企業の創始者の生前戒名の募集に応募することになり……そこから読み取れていく、創始者の方のストーリー、太平洋戦争でのリアルなエピソードとその結末がとても重厚なストーリーです。前半の学園モノの軽めのノリが合わなくてもなんとかここまで読み進めていただきたい…!!! 「いまだ冬を見ず」のタイトルの意味が読み始めと読み終わりでぐっと変わります。

Posted by ブクログ

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