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終生 知的生活の方法 生涯、現役のままでいるために 扶桑社新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 扶桑社 |
発売年月日 | 2018/11/02 |
JAN | 9784594080778 |
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終生 知的生活の方法
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商品レビュー
3.4
8件のお客様レビュー
「初老から古希くらいの人を相手に座談する様な形で書いた」と巻末に書いてあったが、知の巨人、渡部昇一先生が最晩年に書かれた人生訓に触れることは、どの世代であっても役に立つだろう。 若い時からの心掛けが積み重なって、老齢になった頃には大きな差となって現れるのだから、年齢に関わらず読...
「初老から古希くらいの人を相手に座談する様な形で書いた」と巻末に書いてあったが、知の巨人、渡部昇一先生が最晩年に書かれた人生訓に触れることは、どの世代であっても役に立つだろう。 若い時からの心掛けが積み重なって、老齢になった頃には大きな差となって現れるのだから、年齢に関わらず読んで損はない。 文字は大きく太めで、行間もたっぷり取ってあり、老齢でも読みやすそうに作ってある。
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渡部昇一、享年86歳。何かに裏付けられた確かなデータではないが生活にポリシーをもって生きた。そのこだわりの幾つかが語られる。冒頭の妻からの一言も感慨深い。知的生活とは。知識人とは少し掛け離れた、儀式めいたライフスタイルも多い。しかし、それこそが個性であり、人の嗜好や生き方に合理性...
渡部昇一、享年86歳。何かに裏付けられた確かなデータではないが生活にポリシーをもって生きた。そのこだわりの幾つかが語られる。冒頭の妻からの一言も感慨深い。知的生活とは。知識人とは少し掛け離れた、儀式めいたライフスタイルも多い。しかし、それこそが個性であり、人の嗜好や生き方に合理性なんて無いことの証左かも知れない。 スポーツに限らずイメージトレーニングを重視するとか、乾布摩擦やウォーキング、冷水を浴びるような健康法とか、英語の素読の習慣とか。ジョギングは否定しないが自分には合わないとか、妻とは体感温度が異なるため老年に寝室を分けたとか。何だか、フツーの生き様である。しかし、それが自然体で素直に歳を取るとはこうか、と感心する。 身体と頭が衰えず、会話や食事が楽しめれば、日々の生活は幸せなのではないだろうか。新しい世界を見たい、刺激があり影響の大きな仕事をしたいという意欲は、身体の健康状態によるのだろう。歳を取れば、無理が効かなくなる。年齢による所が大きいだろうが、人間の野心、性格、行動はその人の健康状態に左右される。健康状態が出発点、健康第一かと改めて思う。
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人生のイメージトレーニングをする=将来の自分の生活をイメージする。若いころから老後についてイメージトレーニングをする。 記憶力は、年とともに衰えるわけではない。むしろ65歳を過ぎてから覚えられるようになった。 年を取ったら音楽会も同じように行けなくなるかもしれない。 『菜根譚』は若い時に書かれたもの。高齢になったら参考にならない。その点、論語は長寿者の言葉。 矢沢永一『教養が試される341語』『勇気凛々こんな人生』『「人生の使い方」の教訓』 知的生産とは、高層建築を立てるようなもの。知的生活とは樹木的な生活。 人生論は、ほとんどが「半分人生をおりたような人」が書いている。実業についていない人が多い。英雄伝と同じで英雄でない人が書いたほうがいい。 舌がナマケモノにならないように、英文学の古典的名文を音読する。音読はごまかしがきかない。 仕事があるときは晩酌をしない。 一日4~5時間は体を鍛える時間に使う。 冷水シャワー、冷水摩擦、乾布摩擦、真向法、散歩と風呂、昼寝、などを含む。 睡眠時間を惜しまない。眠れなくても8時間横になる。 冷水を浴びることで副腎が刺激される。 歩行禅=歩いていると何も考えなくなる。 夜、コーヒーをご褒美に散歩をする。夜散歩すればすぐ眠れる。 朝飯は、一仕事してから=草刈りなど。起き抜けは食べない。一仕事した人が朝飯を食べる。 ニンジンジュース断食サナトリウム。 サウナや入浴で浄化する=断食をすると体が臭くなる。 私有財産を否定すると、政府の仕事に就くしかなくて体制を批判できなくなる。イギリスで民主主義が定着したのは、紳士階級の私有財産が安定していたから。 秀吉は恐怖心がなかった。「事に当たって遅るるなかれ」 「明日は明日の風が吹く」
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