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猫がいなけりゃ息もできない
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ホーム社/集英社 |
発売年月日 | 2018/10/26 |
JAN | 9784834253245 |
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商品レビュー
4.2
28件のお客様レビュー
うーーん
村山由佳さんが大好きでしたが、官能的な小説ばかりになり、ちょっと読めなくなりまして。「晴れときどき猫背」などのエッセイも好きだったので、これならと手に取りました。前と生活自体が変わっておられるので、仕方ないですが、感情移入はできませんでした。パートナーを「背の君」と呼び、関東出身...
村山由佳さんが大好きでしたが、官能的な小説ばかりになり、ちょっと読めなくなりまして。「晴れときどき猫背」などのエッセイも好きだったので、これならと手に取りました。前と生活自体が変わっておられるので、仕方ないですが、感情移入はできませんでした。パートナーを「背の君」と呼び、関東出身なのに大阪弁になってる!愛猫もみちゃんの遺骨と毛を入れたペンダントを下げてるのも、私には、、、。大好きな作家さんだっただけに、なんだか苦手と思ってしまうことをさみしく感じました。でも、やはり文章は好きです。青春胸キュン小説じゃなくていいから、たまには官能描写ばっかりでないのも書いてほしいです。
なおみん
先日、NHKのとある番組(ネコメンタリー、ではなく)で筆者のお宅に伺っているシーンがあり、(経緯は忘れてしまったけれど)猫に関するエッセイを出されていると知って手に取った。 まさか、随分前から名前は知っているものの、タイミングやご縁なくこれまで作品を読んでこなかった村山由佳の、初...
先日、NHKのとある番組(ネコメンタリー、ではなく)で筆者のお宅に伺っているシーンがあり、(経緯は忘れてしまったけれど)猫に関するエッセイを出されていると知って手に取った。 まさか、随分前から名前は知っているものの、タイミングやご縁なくこれまで作品を読んでこなかった村山由佳の、初読書作品が、こちらの猫エッセイになるとは。 好きな作家のエッセイを読むことは好きだったけれど、小説作品を読む前にエッセイを読んだ作家さんは初めてかもしれない。 けれど、1人の猫好きとして、また、愛する猫を失ったことのある身として、どんな描写も愛おしく、また別れに向かう日々の尊さは寂しかった。 私が愛猫を失ってから10年以上が過ぎており、彼女のメインの飼い主であった祖母はそれ以来猫を迎える気にならなかったので、私にとっての猫は今の所彼女1匹である。 だけどどんなにたくさんの猫と人生を共にしていても、当たり前に1匹1匹が大切で、唯一で、そして特別であることがもみじを中心に描かれながらもひしひしと伝わってきた。 去年、仲のいい知り合いが(たまたま私と同じ名前のついた)愛猫を見送った夏の季節、自分の悲しみを思い出しながら、「時間が解決します」とは到底言い出せなかった。 彼女にオススメできるかな、と思って手に取ったところでもある本書は、だけどそんなおせっかいは心にしまっておこうと思えるものだった。 いつかご縁がもしあれば、きっと自分で出会うだろう。
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村山さんと、もみじの日常。そして、最期の時。 ペットを飼うと、いつか訪れる別れを思ってしまって辛くなるんだけど、それでも大切な大切なかけがえのない家族。愛情深い村山さんの周りに集まる沢山の温かい人々。沢山の人から愛されたもみじの愛くるしさが堪らない。 もみじちゃんの関西弁ツイ...
村山さんと、もみじの日常。そして、最期の時。 ペットを飼うと、いつか訪れる別れを思ってしまって辛くなるんだけど、それでも大切な大切なかけがえのない家族。愛情深い村山さんの周りに集まる沢山の温かい人々。沢山の人から愛されたもみじの愛くるしさが堪らない。 もみじちゃんの関西弁ツイートがほっこりと穏やかな気持ちになる。最期を迎えるその時の、達観した様なセリフに悲しいながらもクスッと笑ってしまう。村山さんを、そしてその周りの人々をいつでも優しく見守っててくれているような気がする。 とは言え、ペットとのお別れはやっぱり何度経験しても寂しくて慣れない。
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