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探偵小説の黄金時代
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探偵小説の黄金時代

マーティン・エドワーズ(著者), 森英俊(訳者), 白須清美(訳者)

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探偵小説の黄金時代

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 国書刊行会
発売年月日 2018/10/25
JAN 9784336063007

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商品レビュー

4.7

3件のお客様レビュー

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2024/11/09

111108さんに教えていただいた作品。 クリスティーやバークリーを読むにつれて、こんなに面白い本を書く人ってどんな人なんだろう?と作家にも興味が湧いてくる。 ネットだとどこまでが真実なのかわからないけど、この本はバークリーなどの家族に取材して書かれているので信用できる内容なの...

111108さんに教えていただいた作品。 クリスティーやバークリーを読むにつれて、こんなに面白い本を書く人ってどんな人なんだろう?と作家にも興味が湧いてくる。 ネットだとどこまでが真実なのかわからないけど、この本はバークリーなどの家族に取材して書かれているので信用できる内容なのが嬉しい。 作者のマーティン・エドワーズが当時のイギリス推理作家クラブ〈ディテクション・クラブ〉の作家たちのエピソードを作品にして残してくれたことに感謝。 ちなみにエドワーズは8代目のディテクション・クラブ現会長を務めている。 1番気になっていた「バークリーは創設メンバーだったのになぜディテクション・クラブの会長になれず、クリスティーが会長になったのか?」という謎も解明してスッキリした^_^ 「心底嫌いにならなかった人間はこの世に1人もいない」byアントニイ・バークリー 魅惑的なクリスチアナ・ブランドに、自分の女好きを隠すために人間嫌いという印象を与えようとして打ち明けたという。 素直になれずについ天邪鬼を演じてしまうも、実はクリスチアナに全部見透かされてるのがツボだった(^.^) 常識人が多い中でのバークリーのユニークな性格は、どのエピソードでも目立っていた。 時には周りを困らせることもあるけど、そこが魅力でもあり、やっぱり1番気になる存在だった。 クリスティー、バークリー、セイヤーズなど黄金時代の作家達がみんなで推理小説をもっと面白いものにしようと、わちゃわちゃ楽しみながらお互いを高め合っている。 そんな当時の様子を想像すると黄金時代の英国推理小説がもっと好きになり、もっともっと読みたくなる。 自分では絶対に辿り着けなかった本なので、111108さん、本当にありがとうございました!!(⁠*⁠˘⁠︶⁠˘⁠*⁠)⁠.⁠。⁠*⁠♡ ゴシップネタや作品の解説、当時の時代背景やネットには載ってない貴重な写真など、毎日楽しいご褒美タイムでした。 分厚い本の上下二段なので読み応えたっぷりで、未読の作家のところは今回は飛ばしてしまった。 黄金時代の作家の本をもっと読んでから再読したい。

Posted by ブクログ

2019/01/13

1930年に発足した英国の探偵小説作家の団体である「ディテクション・クラブ」。作家の親睦団体であるが、頭蓋骨を使った独特の入会儀式などがあり、秘密結社的な感じも受ける。そんなクラブの設立から、戦中戦後を通したサロンの行動を紹介する。ゴシップなども多いが、当時の時代背景と作品との関...

1930年に発足した英国の探偵小説作家の団体である「ディテクション・クラブ」。作家の親睦団体であるが、頭蓋骨を使った独特の入会儀式などがあり、秘密結社的な感じも受ける。そんなクラブの設立から、戦中戦後を通したサロンの行動を紹介する。ゴシップなども多いが、当時の時代背景と作品との関連が解説されており、貴重な資料となっているし、当時の作品をこれから読むときの理解の助けにもなる。 本書を読むきっかけは、その時代の作品が好きだから。本書を読んで気が付いたのは、アガサ・クリスティ以外の作品をほとんど読んでいないこと。好きだと思っていたのは、その時代のミステリではなくクリスティ作品だったという落ちだった。これをきっかけに他の作家の作品を読んでみようと思う。

Posted by ブクログ

2018/12/19

ドロシー・L・セイヤーズ、アントニー・バークリー、アガサ・クリスティーを中心に、英国の<探偵小説の黄金時代>を彩った探偵作家の親睦団体「ディテクション・クラブ」の歴史と謎を描いた本作は、その情報量もさることながら、読み物として大変面白かったので、読み終わるのが名残惜しいほどでした...

ドロシー・L・セイヤーズ、アントニー・バークリー、アガサ・クリスティーを中心に、英国の<探偵小説の黄金時代>を彩った探偵作家の親睦団体「ディテクション・クラブ」の歴史と謎を描いた本作は、その情報量もさることながら、読み物として大変面白かったので、読み終わるのが名残惜しいほどでした。 それぞれの作家の作品が、実は実際に起こった事件や、「ディテクション・クラブ」を介した作家同士の綿密なつながりなどから生まれた作品であったという発見は大変興味深く、過去に読んでいた作品もその視点から改めて読み返したくなりました。また、現在まで未読である作家の作品も読みたくなり、早速、ヘンリー・ウェイドとリチャード・ハルの既訳作品を集めてみたところです。

Posted by ブクログ

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