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探偵小説の黄金時代
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探偵小説の黄金時代

マーティン・エドワーズ(著者), 森英俊(訳者), 白須清美(訳者)

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探偵小説の黄金時代

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 国書刊行会
発売年月日 2018/10/25
JAN 9784336063007

探偵小説の黄金時代

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商品レビュー

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2019/01/13

1930年に発足した英国の探偵小説作家の団体である「ディテクション・クラブ」。作家の親睦団体であるが、頭蓋骨を使った独特の入会儀式などがあり、秘密結社的な感じも受ける。そんなクラブの設立から、戦中戦後を通したサロンの行動を紹介する。ゴシップなども多いが、当時の時代背景と作品との関...

1930年に発足した英国の探偵小説作家の団体である「ディテクション・クラブ」。作家の親睦団体であるが、頭蓋骨を使った独特の入会儀式などがあり、秘密結社的な感じも受ける。そんなクラブの設立から、戦中戦後を通したサロンの行動を紹介する。ゴシップなども多いが、当時の時代背景と作品との関連が解説されており、貴重な資料となっているし、当時の作品をこれから読むときの理解の助けにもなる。 本書を読むきっかけは、その時代の作品が好きだから。本書を読んで気が付いたのは、アガサ・クリスティ以外の作品をほとんど読んでいないこと。好きだと思っていたのは、その時代のミステリではなくクリスティ作品だったという落ちだった。これをきっかけに他の作家の作品を読んでみようと思う。

Posted by ブクログ

2018/12/19

ドロシー・L・セイヤーズ、アントニー・バークリー、アガサ・クリスティーを中心に、英国の<探偵小説の黄金時代>を彩った探偵作家の親睦団体「ディテクション・クラブ」の歴史と謎を描いた本作は、その情報量もさることながら、読み物として大変面白かったので、読み終わるのが名残惜しいほどでした...

ドロシー・L・セイヤーズ、アントニー・バークリー、アガサ・クリスティーを中心に、英国の<探偵小説の黄金時代>を彩った探偵作家の親睦団体「ディテクション・クラブ」の歴史と謎を描いた本作は、その情報量もさることながら、読み物として大変面白かったので、読み終わるのが名残惜しいほどでした。 それぞれの作家の作品が、実は実際に起こった事件や、「ディテクション・クラブ」を介した作家同士の綿密なつながりなどから生まれた作品であったという発見は大変興味深く、過去に読んでいた作品もその視点から改めて読み返したくなりました。また、現在まで未読である作家の作品も読みたくなり、早速、ヘンリー・ウェイドとリチャード・ハルの既訳作品を集めてみたところです。

Posted by ブクログ

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