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〈目覚め〉への3つのステップ マインドフルネスを生活に生かす実践
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 春秋社 |
発売年月日 | 2018/10/25 |
JAN | 9784393365557 |
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〈目覚め〉への3つのステップ
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商品レビュー
4
1件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
難解です。箇条書きにして欲しい。 何人もの知らない人の体験談を通して瞑想から得られるものが記述されているよくある瞑想本ではない点は好ましいです。著者が読者へ理解を促すためにずっと説明している点は素晴らしく、何とか読み解きたいですが、元々、心の動きや感じ方と言ったあやふやなものを扱うテーマのため明朗に書けないものなので難解なものは難解です。 本書はブッダの経典からは16の内2つと著者自身の瞑想法1つで計3つのステップが書かれていますが、他の本の教えよりこちらの本のステップが素晴らしい理由は、3つ目のステップの状態に至りたい場合に有用だと思います。(著者はこの3つのステップを使い3つ目の状態に至ったため) 最終的に行き着く状態に名前をつけたのがこの本というだけとも思いますが、名前が有り明確に意識していることによりそこに至る方法に少し筋道が立てられていると感じます。 以下は理解のための自身のメモですが正確ではありません。 ・本書は、三つの瞑想法が説明されている 呼吸への気づき…心を静め安定させるため 呼吸を錨あるいはよき友として用いる…心と体と息を探求するため 選択のない気づき ■1つ目の瞑想法「呼吸への気づき」 ・教え:全身を感じながら息を吸い、全身を感じながら息を吐く。 ・姿勢:ヨーガの姿勢(座って行う) ・注意:座っている間眠気や不快感が有れば姿勢を変える必要性を考えて、動くことを決め、動くときもマインドフルに行う。些細なとこですぐ動いてしまう場合、それらの不快感にどれだけ悩まされているか不快感がどの様な影響を与えるか見ていく。我慢することで修行からの喜びを奪っている事もある。正解はない。眠くなる時初めからやり直す、実践の恩恵を受けるには辛抱強さ粘り強さが要求される、リラックスした心は非常に注意深くなることを学ぶ。呼吸への気づきとは全身での呼吸を心にずっと留めていること。 ・実践:まず、座り、頭から体全体を心地よい姿勢に調整。自身が呼吸をしているという事実に注意を向ける。呼吸が引き起こす感覚に対して限定された注意を向ける。 ・得られる事:呼吸への気づきが継続的になっていくにつれ、体と呼吸に対する親密さが生じて、落ち着き、平安に感じられる喜び。ただしそれを得ることを目的としてはいけない。また、起こるままにしておく技法、迎え入れる能力も育てている。 ■2つ目の瞑想法「錨としての呼吸」 ・教え:洞察のあるやり方で観る。開かれた注意と共に座る ・姿勢:座る ・注意:心に起きることに圧倒されるのは精神的活動が有益な形で出合うほどの注意の質に達していないため、起きたことに対してまだ対処できませんとお辞儀して呼吸に注意を向ける第一のステップに戻るのが対処法となる。しかしその切替があまりに早いと生き方のクオリティは変わらない。 ・実践:座り、注意を向ける対象を決める。それらが快、不快、ニュートラルか観て自分の明白な反応に注目する。不快な感覚の真っ只中にあっても心が安定し明瞭であり続ける事ができるかどうかを観る。思考を自分と同一視せず思考はただの思考でしかないことを観る。 ・得られる事:生き方のクオリティの向上。錨としての呼吸を必要としなくても瞑想的な生活を送れるようになる(第三のステップ) ■3つ目の瞑想法「選択のない気づき」 ・教え:特にない ・姿勢:特にない ・注意:評価する心は無限後退を作り出す。評価する心にとらわれたり無くそうとしても強化される、このことに注意を向け評価する心を愛することさえしなければならない。人や物事に執着していたらどうやって幸せを生み出せるのか。不健全な愛着(固執)は自身が苦しみ始めることを観ることで気づき弱めることができる。しかし愛情を弱めることではない。 ・実践:(瞑想法というより第2のステップの先にある状態と感じるが、錨としての呼吸わわ必要としない状態に至るヒントを書く)今の瞬間を大事にする。起こるべきと考えていることを手に入れるためではなく今起きていることを観るために心を見つめる。 ・得られる事:錨としての呼吸を使うことを止め、注意を向けるべきあらかじめ決められた対象もない。心が出会うものの取捨選択が必要ない状態。 ・アーナーパーナサティ・スッタとは、呼吸への気づきについての16の瞑想法について説かれている。本書の3つの瞑想法の内2つはこちらの教えから。 ・カーラーマ・スッタとは、仏教の経典の一つ。ブッダが教えを請うカーラーマの人々へ全ての教えの正当性をまずは疑うべきだと説いている説法。著者がブッダに感心を持ったきっかけ。 ・カーラーマとは、ブッダ存命時代のインドの一族。
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